日本ならではの文化である、

「ソウルバー」。

その総帥。

総本山赤坂ミラクル マスター。

川畑満男さんが71歳で逝去されました。

DJ KIYOMIさんから、

SNS上で公式に訃報が届けられ、

悲報を知った人は大勢いらっしゃることと思います。

お亡くなりになった朝、KIYOMIさん、AKIRAさんから速報が入りました。

公式な訃報が発表されるまで、じっとしていました。

ここ最近は、仲間たちと、毎週、川畑さんのご快復を祈る話題が続いていました。

本当に残念です。

心からご冥福をお祈りいたします<(_ _)>

 

この15年間の思い出は、量が多すぎて、

とても書ききれません。

 

何度もインターFM RADIO DISCOにゲスト出演してくださいました。

 

お店の、ご自身の、節目の周年イベントでも、毎回お誘いいただきました。

 

コロナ禍で、音楽業界が大打撃を受けていた渦中、

古希を迎えられた川畑さんの、音楽人生を集約したヒストリーDVD作品で、司会を務めさせていただいたのが、貴重な遺作となりました。

この限定DVD作品のお声をかけて下さったのは、

武蔵小山ソウルビートの北村マスター。そして、DJ OSAさんでした。

川畑さんは、OSAさんのもとに行かれました。

 

2018年に制定された「ディスコの日」を、

垣根無く、全国のソウルバーでも宣伝して、広めよう!と、

音頭をとって下さったのが川畑さんでした。

 

たくさん、たくさん、思い出があります。

 

この業界で、自分が長生き出来てきたのも、

川畑さんが守って下さったからです。

偉大なる保護者。総帥です。
この業界、川畑さんから加護を受けてきた後輩分は大勢います。日本全国で何万人いるかわかりません。

 

誰よりもソウル音楽に精通し、ソウルバー文化を作った総帥として知られる川畑さんですが、

川畑さんは知る人ぞ知る、ジャンルレスな音楽精通者なのです。

決して黒人ソウルミュージックだけにとどまらず、

ロックにも精通されていて、

白人・黒人問わず、垣根を超えて、音楽全般を愛する人でした。

「俺はロックも大好きで、昔からよく聴いてきたんだよ!」と、よくお話を聴かせて下さいました。

川畑さんて、ソウルマンであり、ロックンロールしてきた人なんだなぁ、て、感じたものです。

 

川畑さんの教えに影響を受け、どんな音楽でも、ジャンルに縛られることなく、よく聴いて、体感しよう、と思えるようになりましたし、その感覚は、ソウル好きの自分にとって、恥ずかしいことではないんだ、と自信にもなりました。

堂々と、さまざまな音楽を聴いて、オーディエンスを前に、自分の選曲を提供出来ているのは、川畑さんからの教えが後押しして下さったのです。

 

楽曲に罪は無し。

 

私は、この思いを、川畑さんからの教えで確信出来ました。

 

これからも、「自分がいいと思った音楽は、いい」。

このシンプルな感覚、感性を、大事にして、

川畑さんの遺志を受け継いで、リコメンダー業を追求していきます。
川畑さん、本当にありがとうございました。
どうか安らかに。天国で、マイヤーズ・ラムの毎日を思う存分味わいながら、大好きな音楽三昧な日々を楽しまれてください。

 

※身内・仲間の訃報についての想いは、SNSでは掲載せず、大切なこのブログだけで、つづらせていただきます。

 

 

 

川畑さん古希記念 ヒストリーDVD

 

 

2019年 「ディスコの日」川畑さんへのご挨拶

 

 

2019年11月2日 RADIO DISCO ゲスト出演パート

 

 

2016年10月29日 RADIO DISCO 秋のソウル・ファンクスペシャル