人々は彼の事を 「伝説の偉人」「レジェンド」「キャプテン」などと称しますが、
私は、さらに付け加えて、「ミスター1979」と勝手に名付けて尊敬しています。


ミスター1979。“ボートハウス” “キャプテンサンタ”。

キャプテンの愛称で親しまれる下山 好誼さん。

日本のアパレル業界だけでなく、芸能界、音楽界、スポーツ界、をはじめ、

エンターテインメント業界全般に多大な影響を与えた偉人です。


渋谷「ファイヤー通り」の名付け親、「トレーナー」「ペインターパンツ」「バックプリント」

などなど、数々の商品やネーミングを国内で立ち上げたパイオニア。


ハワイ、油壺、東京、と3拠点で生活されている下山キャプテンのオフィス「CAPTAINS ROOM」

にご招待いただき、先日お邪魔して参りました。


キャプテンが岡山県でお生まれになって、15歳で上京し、1979年、伝説のショップ「ボートハウス」を

オープンするまでの苦難の日々、生い立ちを5時間半にわたって伺いました。


その間、ほとんど私はお話する時間は無かったので、ほぼ5時間ノンストップで

話し続けられるバイタリティに驚きでした。


やはり、一時代を築かれたレジェンドは、皆さんタフでエネルギッシュな方々ばかり!


何か一つくらい真似できる分野はなかろうか、と、必死に質問を続け、日常生活面に

密かな期待をかけましたが。

毎日平均21時就寝、4時半起床。 という生活リズムを伺い、

結局、自分が真似できるものは一つもありませんでした(笑)


最後、キャプテンの行きつけ、馴染みのレストランで食事をしたんですが、

そこで料理の一品に、もの凄い大きな声で、「マスター! 今日のこの料理は

美味しくない!」 と、ガツンと告げたシーンが頭に焼きついています。


響き渡る声で、一瞬凍りついたような空気になった店内でしたが、お店の事を愛し、

マスターを愛しているからゆえの、愛の助言だったのです。


味がイマイチなのに、お世辞で “美味しかったよ” と言っては、いつまで経ってもマスターの腕は

進歩しないし、お店の発展は無い。だから、正直に伝えてるんです、というキャプテンの言葉に、

周囲のスタッフ一同、感動した瞬間でした。


思っていても、なかなか言えるものではないです。


愛ある苦言、がいかに大切か。改めて学びました。


どんな事にも当てはまる気がします。

ただ、そこで大事なのは、「愛がこもっているか」 どうかでしょうね。

愛情の無い苦言は、単なる自己満足のクレーマー、という事なのかもしれません。


決してメディアなどでは今まで紹介されなかったような、苦難の道のりや、人生観を

色々教えていただきました。

プライベートでは優しく、仕事で厳しい。そんな下山キャプテンは、現場第一主義。

70歳までは現場第一線で動かれるとの事。

心から尊敬し、敬愛し、これからも人生訓を学んでいきたいと思っています。


11月28日(金)は、恵比寿アクトスクエアにて年に一度のクリスマスパーティーが開催されます。

http://www.joymark-design.co.jp/


※この日はさすがにキャプテンは21時には寝ないでしょうね(笑)



後日、キャプテン直々のブログで、とても嬉しいメッセージをいただきました。

http://www.joymark-design.co.jp/blog/captain/2014110123.html  ブログより。

「DJ OSSHY 君。音楽プロデューサーでテレビでは早見優ちゃんとMCやラジオ、

ライブ活動と大活躍中のDJ OSSHY君が遊びに来てくれました。OSSHYくん、これからも頑張って下さい。
応援しています!」

大変光栄極まりなく・・・・。

DJの自分にとっては、1979年は神の年。憧れの年。
レコードレーベルのリリース年が「1979」と記載されてるだけで、アーチスト名も曲名も見ずに、レコードを
買いまくっていた時代を思い出します・・・・。
強い想いによる引き寄せ、ご縁に、終始鳥肌な時間でした。