OSSHYブログ
日本で一番早い、ホイットニー追悼3時間特番。
ソウルブレンズ 緊急生放送3時間スペシャル。
13:00-16:00生放送。
沢山のメッセージを頂きました。本当に有難うございました。
実のところ、本当に大変な緊急対応でした。
今日の放送をマスメディアでお届けできたことは、
ラジオマン冥利に尽きますし、
朝一の速報に機敏に対応してくれたスタッフたちを誇りに思います。
2012年2月12日は、自分にとって忘れることの出来ない日になりました。
毎週日曜日の朝は、個人的にNY WBLSをモニターしているんですが、
今日については、朝からずっとホイットニーのバラードばかりがノンストップで
オンエアされていて、途中で“なんでかなぁ・・・”と、思って、インターネットで
調べたところ、ホイットニー逝去の報に愕然としました。
今日のソウルブレンズは既に選曲構成が決まっていたわけですが、
急遽追悼特番に切り替える方針を決めました。
早速、マービンや吉岡さん他、スタッフに連絡を入れ、緊急特番の旨
伝えました。吉岡さんはまだお休み中で、寝ぼけた声で出られました。
“吉岡さん大変です!ホイットニーが亡くなりました!今日のソウルブレンズは
追悼特番にしますからいつもより早くスタジオ入ってください!!”と、私の第一声に、
一気に目が覚めて、布団から飛び起きた感じでしたね。
マービンは電車で移動中に私のメールを見て、最初何が何だかわからなかったようです。
とにかく、ホイットニースペシャルについて了解しました、という返信でした。
その後からネットで検索したようで、真相に愕然としたそうです。
本番生放送の2時間前の出来事です。


局に到着後、さらに、編成部からのリクエストで、
“一時間拡大して3時間対応出来ませんか?”
という突然のオーダー。

本番30分前の指示に、
息つく間もないほど、全力集中で企画・構成・選曲を考えました。
さらに、
今日は事情により、アシスタントのちさとさんがお休みだったので、
リスナーの皆さんからのメッセージは、私がお読みするという、まさにエマージェンシー体制。

ソウルブレンズ番組継続12年。
同じスタッフで作り上げてきたチームワークで、
機敏な対応で3時間の生放送をお届けすることが出来ました。

ラジオのチカラ。

日本で一番早く、テレビ番組のワイドショーで速報したのは
「アッコにおまかせ」だったという話を聞きましたが、

日本で一番早く、3時間ものホイットニー追悼番組を編成したのは、
その直後の、インターFM ソウルブレンズをもって他にありません。
ラジオのチカラ、というものを
改めて実感した3時間でした。

この速報力に対して、大勢のリスナーが存在している、
という事実も実感しました。

前もって追悼特番の告知をしていたわけでもないのに、
本当に多くのメッセージを番組宛て、ツィッター宛にいただきました。

スタッフ一同励みになりました。

スタッフ一同、今日の生放送をお届けする間、
天国のホイットニーに、日本でもこんなに熱い番組があるんだよ、
と、思いが届いて欲しい気持ちでいっぱいでした。
虫の知らせだったのかもしれませんが・・・。
実は、昨夜のナバーナのラストパート。
私は、「take good care of my heart」を中盤にかけてフロアを温め、
大ラスに、「greatest love of all」で締めたんです。
この展開は、ナバーナオープン以来、初めてトライしたかけ方でした。
虫の知らせだったのかもしれません・・・・。


バタバタの中、今日の特番を無事に成立させてくれた、
マービン、吉岡さん、シンノスケ君、宮川由起子さん、
インターFMのスタッフの皆さん、そして、
リスナーの皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。

嬉しいことに、
番組終了後、ソニー・ミュージックのトップマネージメントの某氏、
インターFMの社長からも直々に御礼メールをいただきました。

ホイットニーの生声は、今日2月12日をもって聴くことが
出来なくなりましたが、
ホイットニーの存在、数多くの功績は、今日、永遠の伝説になりました。

特に、90sR&Bシーンを構築する土台となった、80年代ルーツ的なシンガーの功績、
決して忘れることはありません。

心からご冥福をお祈り申し上げます。

今日のオンエア曲一覧

http://www.interfm.co.jp/soul/index.php?mode=sun