映画、ドラマの世界では、
第3、4シリーズはとかく人気下降傾向に陥る、
ジンクスめいたものがある気がします。
どんなヒットした作品でも、パート3も初回同様の
支持を受ける作品は大変少ないですよね。
そんな中、私自身、DJ、麻雀に次いで大好物な
医療ドラマ。
「救命病棟24時」は、先日第4シリーズが最終回を
迎えました。
私は、毎回録画して漏れなく見入っていたわけですが、
ここ数年のドラマ界ではトップ視聴率をマークしたそうですね。
私の中では、シリーズもの低迷ジンクスを打ち破る、
栄えある作品だったと思います。
常にドラマシリーズで高視聴率をキープし続ける、というのは大変なことだと
思います。まさにイチロー選手が淡々と記録を更新し続けるが如く、
至難の業と言えるでしょう。
フィクションとはいえ、
「生と死」という究極のテーマについて、
真摯に取り組む演出に、視聴者は心を動かされるの
かもしれません。
唯一絶対的なテーマですからね。
配役の妙もさることながら、脚本も楽しめました。
ただ一つ残念だったのは、
主演の進藤先生がドラマ収録期間中に交通事故を起こし、
重症によって、収録が大幅ショートカットされたことです。
当初全13話でクランクインしたこのドラマですが、
急遽7話の大幅編集で最終回となりました。
初回から毎回高視聴率をマークしていただけに、
後半からの展開をウキウキしていたんですが、
悔やまれます・・・・。
う~ん、早く第5シリーズが観たい!!!
ちなみに、「医龍」も第3シリーズを観たい!!
「Dr.HOUSE」もユニークだけど、やはり国産の方が
私は感情移入出来ます。
日本人特有のワビサビ、というか、情緒的な表現などが、
ベタですが心を揺さぶられます。
完成度抜群だった、
「白い巨塔」は完結しちゃったけど、
面白かったなぁ・・・・・。
う~ん、やはり私は医療ドラマフェチですね。
ただ、フィクションではなく、本業で医療従事している友人が数名います。
彼らは、ひょっとしたらこれらのドラマについて否定的な意見を
持っているのかも知れませんが、
医療現場の厳しさ、壮絶な現場の数パーセントでも、
ブラウン管を通じて生活者に情報伝達されることは、
とても意義あることだと思います。
ちなみに、私なんかが長年従事している「クラブDJ」「ラジオ制作」なんて、
ろくすっぽメディアでクローズアップされないわけですから、
いまだに一般市民には職業として誤解されている部分が多分にあります。
悲しいです。
フィクションでもいいから、我々が誇りをもって従事しているこの職業を、
少しでもフィーチャーしていただきたいものですわ。
とまあ、愚痴はさておき、
第4シリーズの成功、ジンクスを打破した救命制作チームに
敬意を表します。
時期同じくして、巨人がV3達成。
勢い止まらぬ巨人と救命病棟。
これからもジンクス打破に向けて、是非V9を超えてもらいたいものです。