きっと君は来ない、一人きりのクリスマス・イヴ、サイレントナイト、ホーリーナイト・・・。いい歌だ。


今朝の日テレ、スッキリ!では、日本国民アンケート調査で好きなクリスマスソングアンケートを実施。ベスト3のワム、マライヤを抑えて堂々1位。三世代で支持される永遠不滅のクリスマスソングです。1983年作品、BPM118。



この曲が支持される背景について自分なりに考察したくなりました。


今回は歌唱力については考察外に。作詞作曲に対して。


メロディについては今更言うまでもなく最高傑作の作曲。完璧なメロディです。でも世界的には支持は低いメロディライン。

となると、日本人に一番支持される理由として、この一年に一度の恋人祭に共感を得るのは『歌詞』に人気の秘密が大いにあると思った。

この曲はまず第一に失恋、または片想いソングであるところが、殺那的な日本人の琴線に触れるのかも。
世間、メディアがこぞってデートスポットばかり紹介する時期だけに、逆説的なストーリーが印象に残る。
さらに、恋人がいず、一人ぽっちのクリスマスを過ごす者がいかに多いか、という社会環境が、約20年以上続いていることを暗に物語っているんだとも思う。それは決してカップルが成立している、いないの問題ではなく、精神的に満たされていない男女がこの時期は多い、という予言ソングととらえることもできる。

去年はラブラブだった、でも今年は・・・、みたいな人が恐らく毎年増大してるのかもしれない。


社会派ソウルシンガー達郎さん、恐るべし。


皆さんの今年の1224はどんな思いで過ごされてるのでしょう。満たされない人には改めてこの曲を贈ります。
お送りしましょう、山下達郎でクリスマスイヴ!音符