たのまれもしないのに
仕切りたがる人がいるものだ
そのうちリーダーのように振る舞ってくる![]()
うっかり感謝の言葉をこちらから掛けたりすると
勘違いして圧力をかけてくることもある
そんな人がossanの近所にも生息している
声もデカイ![]()
なぜかインターホンを鳴らさずに
どでかい声で外から名前を呼んでくる
さらに怒っているときなどは呼び捨てだ
しっかり家の中まで聞こえるほどうるさい
そして想像に難くないが、
近所で怒鳴り声をたびたび上げている
それは
マナーを守らない人や
ゴミの捨て方が悪い人がいた時などだ
勘違いして怒鳴る場合もあるからたちが悪い
ある朝、ゴミを捨て方が悪い人の名前を叫んでいた
何故、誰のゴミか分かったのだろう![]()
それは
ゴミ袋を開け調べているのだ
いつかはうちがどんなゴミを出しているか
把握していて気味が悪い思いをしたことがある
本当に困ったG-SUNだ![]()
しかしそんなG-SUNがいるおかげで
地域の一定の治安が保たれていたのも否めない
近隣の住民にとっては嫌な存在だが
警備員の様な光の側面もあった![]()
しかしある時状況は一変する
それは迷惑駐車をする人間が現れた時の事だ
来客用駐車場なのに毎晩とめている
3ヶ月くらいそれが続いたころ
ossanも気になってきたので
そのG-SUNに迷惑駐車のことをきいてみた
ossan
「最近ずっと止めてる人いますよね」
G-SUN「え?そお?」
ossan
「もう3ヶ月は止めてますよあのクルマ」
G-SUN「あーあれはYahクザだよ」
G-SUN「こんなふうにふんぞり返って歩いてきて.何見てんだ! って怒鳴られたんだ」
G-SUNはその男の歩き方のまねしてみせる
G-SUNの声もドスが効いていてそれなりに迫力はあるが
その男の迫力には負けてしまったようである
事の経緯はというと…
爺さんがその迷惑クルマをチェックしていたら
そのクルマの持ち主がそれに気付いて
怒り狂って飛んで来たということだ
そして意味が分からないことに
その後、参謀のG-SUNとともに謝りに行ったとのこと…
はあ???![]()
情けない
ちょっと失望にも似た気持ちになった
なんだよ
結局、今まで力で事を収めてきたくせに
自分よりも力が強い者がいたら尻尾を巻いて逃げるんだ
逃げるだけならまだしも
その男の圧力で
善悪さえも判断できなくなってしまった
謝りに行ったなんて意味がわからない![]()
結局、半年以上経ったいまも
クルマはとまり続けている
圧倒的に"力"の勝利である
悪がはびこる世界の縮図がこの地域にもある![]()
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