先日の靴裏チェックの記事で。
ペガサスさんから、
コメントをいただいたんですよね。

このご指摘は

僕にとってはかなりドンズバでした。
一歩一歩、体重が後ろに置かれて
走っている感覚があるんですよね。

ただ、たまにですけど
ガッとスピードを出していった際、
体重が後ろではなく前に行って、
踵が巻き上がる感覚の時がある。

その一例がこちら。


なんとまぁ、
まさかのウッディですけど。笑
小布施見にマラソンで、
最後の500mくらいだけスパート。
キロ4分45秒くらいで走ってました。

自分で写真を見て思ってたのが、
キレイに踵が巻き上がってること。
普段は↓ですからねー。


びわ湖の時の写真。
体重が後ろに置かれているのが
残念ながらよく分かりますな。

なので、
自分の中でもああだこうだと
色々メカニズムを考えていたんです。
恐らくこれかなー?と思ったのが、
太股前側の筋肉
力が入っているかどうかってこと。

力が抜けてると体重が前に行って、
自然と踵が巻き上がってくるし、
力が入ってると体重が止まって、
置かれたままの状態になってしまう。

とはいえ、
いざ仮説を検証するとなると、
距離やペース帯を決めて走ってる
普段のランニングだと、
途中で止まっちゃう可能性が高いので。
↑そんないきなり上手くいくとは思えない
全く実行に移せていなかったのでした。

ってことで。

今日のメニューメカニズム検証ラン


コメントいただいて、
良い機会だなーと思いましたので。
距離もペースも設定せずに、
途中で止まっちゃってもオッケー。

今日は、
メカニズムを検証する
ことだけに焦点をあてて
走ってみることにしまーす。


シューズは何にしようかな、と
ちょっと考えたのですが。
安定感があって助力も貰える
ボストン様を選択することに。

まずは最初の1km、
アップも兼ねて普段通りに走る。


さ、ここから検証。
前股の筋肉の力を抜いて、っと。
いざ、れっつらごー!


いやー。
やっぱり体重のベクトルが
どんどん前に向いて加速していくぞ。
このままだと自分にとっては
完全にキャパオーバーになりそうだ。

左足の靴紐がほどけちゃったので、
1km走ったところで一時停止。
息を入れながら靴紐を結び直して。
少しコントロールを図ってみることに。


うまくコントロールできて
体感も楽になっているところと、
体重の雪崩れ現象が起こって
急にキツくなってしまうところと。
そのシーソーをいったりきたり。

5km地点でキツさが強くなって
身体に力みが出てきた感じ。
止まりはせずに走ったまま
ガクッとペースを落としてみる。


ペースダウンしたところも、
前股の力を抜く意識は継続して。
ほどなく息が整ってくると、
また雪崩れが起こってきて
どんどんペースが上がってきました。

ちょうど家の近くの交差点まで
たどり着いたところで終了ー。


感覚的にもデータで見ても、
体重が前に行ってる力を
全部ストライドで拾ってる感じ。

ピッチとストライドで
バランスよく拾えるようになると
もう少し良くなっていく気がするな。



結果的には、
閾値走っぽくなったのですが。

こういうペースに縛られずに
フォームやメカニズム
考えながら走っていくことって、
これから大事なことだと思いました。

定期的に色々と試してみて、
自分なりに落としこんでいって
走力アップに繋げられるといいな。