おかやま後のダメージですけど、

思っていたより軽かったんですよね。

手賀沼の後はかなりのダメージで、

リカバリーに時間がかかったのですが

それとは全然違う感じで、

昨日からジョグを再開しています。



ゆっくりペースでいいよ、と

キロ6分50秒から走りはじめたけど、

無意識にキロ6に寄っていくという。

身体に染み付いた習性ってスゴい。


さて、おかやまレポートは

レース後半、20kmからの再開です。


  25km 2時間30分23秒(+30分17秒)

5:55-5:57-6:05-6:04-6:02(誤差+0:14)


20km地点で

カフェインジェルを投入。

ところが、

ドロドロした感じが受け付けなくて

半分以上残して食べきれずゴミ箱へ。

普段はこんなこと全然ないけどなー。

やっぱりマラソンは極限状態。

胃腸がいつもよりデリケートだわ。


事前のプランは、

ここから上げていく予定だったけど。

前半戦のあれやこれやで、

粘り込みの作戦へと変更。


コムレケアゼリーのおかげで

足のダメージ感が軽減してるので。

自分の感覚を重視して、

ひたすら同じリズムを刻むことに集中。

時計を見ず、1kmごとのラップも

確認しないようにして走っていました。


後ろから来た

ランナーさんたちに抜かれても

気にしない、気にしない。

メンタルでは揺らぎがないように。


  30km 3時間1分1秒(+30分28秒)

6:00-6:01-6:07-6:13-6:04(誤差+0:03)


さすがに、18km地点で食べた

コムレケアゼリーの効果はなくなって。

またもや足攣りのピンチが襲来。

どのように走ったら足が攣らないか

色んな走り方を試しながら誤魔化す。


まさに綱渡り。

必死のパッチな足攣り攻防戦。

ギリギリの線まで粘りに粘って、

28km地点。


じゃじゃーん。



コムレケアゼリー!

そうなんです。

こんなこともあろうかと、

もう1本持っていたのでした!


口に含むと、さすがに

足どり軽快とまではいかないけど

足攣りの迫り来る足音は遠退いた。

うんうん。

まだまだ粘りに粘ってやるぞ。


30km通過で、

久々にタイムを確認してみると。

3時間1分!!!!

いやー、めっちゃ粘ってるやん。

そもそも最初の3kmで1分失ったから

そこからずっとキロ6ペース。


これはかなり勇気を貰いました。

さすがにここからは落ちていくから、

さぶよゐこは難しいけれど。

さぶよんはんは、ほぼ大丈夫な状況。

あとはどこまで我慢をし続けて、

タイムを縮めることができるか。

よーし、頑張れるだけ頑張るぞ。


  35km 3時間32分38秒(+31分37秒)

6:12-6:13-6:20-6:17-6:17(誤差+0:18)


30kmを過ぎてすぐ。

おかやま最大の難所といわれる

岡南大橋の登り坂。

ペースは落ちながらだけど、

歩かずしっかり走っていけている。

うんうん、頑張れる頑張れる。


直後にあったラーメン給食、

食べたいけれど心を鬼にスルー。

そして、その後は橋の下を潜って

ひたすらに続く河川敷の道へ。



ここが裏難所、と聞いていたので

心の準備ができてました。

景色がずーっと変わらない。

半鯖や渥美半島でもあったやつだ。


足の疲労は1歩、また1歩と

着実に積み重なっていっている。

もうペースも落っこちてるけど、

耐える。まだギリギリ耐えている。


  40km 4時間6分10秒(+33分32秒)

6:18-6:46-6:45-6:48-6:35(誤差+0:20)


36km過ぎ。

我慢に我慢を重ねたけれど、

ついにその時はやってきました。

足を止めて、筋肉を伸ばす。
その後、屈伸してから再発進。
ここからはこの繰り返し。

ただ、
足攣りは何度となく発生するけど
しっかり伸ばせばまだ走れてる。
うんうん、
ここからもまだまだ粘っていこう。

38km地点では
mikanoさんの応援で力を貰って。
雨の中の応援、ありがとうございました!
沿道の応援もますます大きくなる。

河川敷の道を終えて、

景色が岡山駅周辺の街並みに変わる。

もう少し。あとひと踏ん張りだ。


  ゴール 4時間20分14秒(+14分4秒)

6:32-6:15-1:17


スタート直後は大渋滞だった

跨線橋に帰ってきました。

登り坂、ゆっくりペースだけど

歩かずに走りきれて嬉しかったな。

下りではペースが上がってしまって、

途中で足が攣ってしまったけど。


見覚えのある道をなぞりながら、

フィナーレへのカウントダウン。

41km通過して、

ここからは少し攣った状態でも

ゴールまで足を止めずに行こう。


スタジアムに入ってから、

最後はトラックを半周。

最後の100mはラストスパートで、

ゴールラインを駆け抜けたのでした。



ありがとうございました!

いつも通り反転して、

コースに向かって一礼。

と、その直後。


さいさん!

おおお。
Sakikoさんがほぼ同時にゴール!



完走メダルを貰ってから、

2人でパシャっとな。

これでSakikoさんは

3月の名古屋ウィメンズに続いて、

僕は同日のびわ湖に続いて、

連続さぶよんはんとなりました。

お互いセカンドベストでもありますねー。


ちょうど1年前、

神戸マラソンの道中で併走した時は

2人とも苦しいレースをして。

あの時の経験があるからこそ

今の走りがあるのかもしれないですね。



おかやまマラソンのレポートは、

次回の総括編へと続きます。

(つづく)