長年ブログを続けてると、
意外なことって
起こったりするものですねー。


なんと。
1年近く前の記事が
アクセス急増となってまして。

銀座にフラッグシップストアを
オープンして、盛況のようですし。
徐々に注目度上がってきてますね。


アルトラ。
ま、YouTubeもブログも
インフルエンサー的な人で
アルトラに関してのレビューって
ほとんど見たことがないですし。

最近の評判を見聞きして検索したら、
しがない僕のブログに
たどり着いてしまったんでしょうな。

残念ながら記事を書いた時は
まだトレラン用のローンピーク8しか
履いてない時期でありまして。
せっかくアルトラに興味を持って
読んでくださったとしても、
記事の内容は薄くて申し訳ない。。。

ってことで。
もう少しアルトラの良さを伝えられる
続編記事を書こうと思いまーす。


アルトラといえば、
大きな特徴が2つありまして。
ひとつめはゼロドロップ。



普通のランニングシューズは、
踵あたりの部分が前足部より
高くなるようにデザインされてまして。
ソールが坂道のような構造となって
前に足を転がりやすいようにできてます。

ただ、それによって
身体のバランスが崩れて歪みになり、
それが怪我の一因になってたりする、
というのがアルトラさんの考え。

アルトラのシューズは、

踵と前足部が同じ高さにレイアウト。

これがゼロドロップ、

というアルトラの大きな特徴です。




ただ、

ゼロドロップだけ、というのも

あまり良いとは言えないようでして。


普通のドロップのあるシューズと
ゼロドロップを交互に履くのがベター。
負荷のかかるポイントが変わって
足や身体の疲労も分散されて
怪我のリスクを下げることができる。
シューズアドバイザー藤原さんが
よくおっしゃっていることですけど、
最近、身をもって実感しています。


ふたつ目の特徴は、
フットシェイプデザイン。
端的にいうと、
爪先部分が開放的になるように
広く作られているのがアルトラ。

アルトラの中でも、
オリジナル・スタンダード・スリムと
3つのフットシェイプがあって、
オリジナルが一番広く、スリムが狭い。
ただ、スリムフットシェイプでも
他メーカーのシューズと比べると
指先はゆとりを感じられる構造です。

爪先部分が広がってることで、
趾(足の指)を動かしやすくなっていて。
趾で地面をつかみやすくなったり、
足裏のアーチが保ちやすくなる
機能を果たしてくれています。

以上、2つの点が
アルトラシューズの大きな特徴。
全部ガラガラポンしてアルトラ!でなく
今、履いているラインナップから
アルトラをプラスすることで、
使う筋肉の幅が広がる、というのが
アルトラへのベターなアプローチかな、
と思っています。


いまや3足保有と、すっかり
アルトラ愛用ランナー
になっておりまして。

僕はせっかくアルトラを履くなら
フットシェイプは広々としたいぞ。
ってことで、3足ともに
フットシェイプはオリジナル。

趾が自由に動かせる感覚、
最初はあまり感じることが
出来てなかったんですけど。
履き続けることで、
段々と動かせるようになりました。

さて、ここからは
実際に履いてる3足の感想をご紹介。


初めて購入したアルトラは、
トレラン用のシューズ。
ローンピーク8でした。

ゼロドロップとの
初めての出会いでもありまして。
ショップで試し履きした時は、
裸足で走ってるような感覚。

普段のランニングシューズとは
全然違う感覚が一発目からあって、
興味津々で即決しちゃいました。

ローンピークは薄底なので、
足裏で路面の凸凹感が
ハッキリ感じられるのが楽しい。
様々な路面を走ることになる
トレイルランニングにピッタリです。
また、ランナーだけでなく
ハイカーさんにも人気の1足です。

弱点は、どうしても薄底なので
クッションはあくまで標準的。
50kmを超える距離の大会だと、
もう少しクッションが欲しいので
別のシューズを履こうかな、
って考えています。


2足目に購入したのは、
エスカランテレーサー2。
ロード用で、
軽量・薄底のテンポアップシューズ。

自分の足を鍛える目的に
ピッタリなシューズと思ってまして。
今は、坂道ダッシュをやる時に
履いているシューズです。

たまにジョグでも履きますけど、
ほんと自力でアクションしないと
全然、進んでいかないんですよね。
その一方で、足を回していくと
小気味よく地面の反発を貰えます。

あと、
ワラーチと似た感覚もありまして。
ワラーチ興味あるんだけど 
怖いんだよな、と思われてる方は
代替としてエスカランテレーサーを
履いてみるのも良いかもしれません。


今年、
初めてのウルトラマラソン挑戦に
あたって購入したのが
ヴィア オリンパス2。
ミッドソール33mmと、
厚底のロード用シューズです。

なんせゼロドロップなので、
前も後ろも33mmなんですよねー。
履いてみると明らかに分厚い。

ただ、ミッドソールの素材は
フワフワした感じはなくて
結構、カチッとしています。
なので安定感がすごくあって、
ウルトラマラソンやLSDのような
長い距離を走るシーンに最適。

初めて走ったウルトラ、
渥美半島ウルトラネイチャーランでも
沈み込みがなく
安定して走ることができて、
無事に完走することができました。


僕にとってのアルトラ
ランニングの幅を広げてくれる、
とってもユニークなメーカーさん。

気になっておられる方はぜひ、
一度、足を通してもらって、
世界を広げてみてくださいね。