半鯖って、
ほんとシューズが多種多様で
ランナーさんの足元を見てるだけで
楽しくなるんですよね。
↑完全なるオタク視点
アディダス、ナイキ、アシックス、
ニューバランス、ミズノ、
ホカ、ブルックス、オン、アルトラ、
トポやサロモンも履いてる人いたな。
ロードからトレランまで、
バリエーション豊富なシューズの数々。
個性を感じられる大会だな、
って改めて感じたところでした。


さて、今回の
半鯖レポートはレース後半。
③の杉峠エイドを出たところから
スタートします。
残すところ2時間15分。
距離が21~22kmくらいなので
結構な危機感を持ちながら、
鞍馬への下りに入っていきます。

とはいえ、
この鞍馬までの激下りは
ペースを上げて走ってしまうと
どんどんと足に疲労が蓄積する。
ここは焦らず、
脱力して重力を使いながら
駆け降りていかないとな。

友達は
トレイルの下りで慣れてるので
猛スピードで駆け降りていく。
あっという間に
視界から消えてしまったけど。
焦らずにマイペース、マイペース。

竹林道を気持ちよく駆け降りると
鞍馬の街並みが徐々に見えてくる。
いやー。
このトレイルから鞍馬の街に
景色が変わっていく感じ。
めっちゃ風情あって好きなんですよね。

今回からは、
鞍馬エイド手前200mの地点から
走行禁止となりました。
観光客の方が多くて、
走ると危ないですからねー。
激下りを駆け降りた余韻が
足の筋肉に残ってるのを感じながら、
鞍馬エイドまで歩いていきます。

鞍馬エイドでは、
パンと八つ橋と果物がありました。
バナナとオレンジをいただいて、
あとは飲み物だけでいいか、
と思っていたんですけどね。
子どもたちがパンを持って
ランナーに渡そうと頑張っていたので
クリームパンも一欠片パクっとな。
あー、美味しい。
ありがとう、子どもたち☆

いやいや。
そんな記念写真撮ってる余裕なんて
全然ないんですけど!
鞍馬エイドで、
カフェイン入りジェルも摂取。
気合いを入れて
時間との勝負に挑んでいきます。

鞍馬→市原はわずか3kmと、
エイド間の距離が短いんですよね。
まだまだ下り基調の道が続くので、
重力をうまく使いながら
足をしっかり回していくぞっと。

ここにきて友達が、
だいぶ疲労の色が見えてきました。
ま、この辺からは歩いても余裕でゴールまでたどり着けるので。
マイペースを保って頑張れ、頑張れ。






ゴールしてから5分後。


ゴール後の友達との記念写真も、

今年もまたもや
市原エイド手前の信号に
引っ掛かってしまいましたが。
鯖街道は信号遵守、ですからね。
横断歩道を渡って、
市原エイドに到着。

ここでは、
スライストマトを
猛烈プッシュでオススメされまして。
んー。
エイドで食べるトマトって
普段の5倍は美味しく感じるな。
2切れ口に放り込んで、
ここからが勝負どころだぞっと。

市原エイドを出ると、
少しの間、登り坂が続くんですよね。
杉峠から疲労感のあった足は、
ここまでの激下りでもう攣る寸前。
登り坂は歩いて、再度下りから勝負だ。
果たして、去年の自分のタイムを
上回れるかどうか。
この辺では計算分からなくなってきて
とりあえず残り5kmとなる
西賀茂エイドまでしっかり足を動かそう。
この区間、途中にあった
鴨走さんの私設エイドは今年もスルー。
かき氷、食べたいけどなーー!
ここで足を止めたら、
もう取り戻せない可能性があるからな。
鴨走エイドから、
少し進んでいったところで再度の信号待ち。
焦る気持ちをおさえつつ、呼吸を整える。
いよいよ、最後の賀茂川沿いの道へと
入ってきたところに西賀茂エイド。

あと5kmの表示で、
手元のガーミンを見ると、、、
5時間15分。
残された時間は35分。
いよいよ、ギリギリの攻防になってきた。
うまくコントロールして
足を止めず走り続けることができている。
あとは、このままゴールまで
足を動かし続けられるかどうか。

西賀茂エイドを出てから、
賀茂川沿いを走っていく。
ここはまさに、
忍耐力を問われる最後の試練。
何が辛いって、
川と河原と空と橋という
同じビジュアルが延々と続くんですよね。
橋を通り過ぎる度に、
ゴールのある橋は次の橋か?と
期待しては失望する、その繰り返し。
1km、また1kmと
着実にゴールとの距離を詰めてきて。
沿道の応援の方から、
あと1kmくらい!がんばれ!
と、声がかかる。
ガーミンのタイムを見ると、、、
おおお。これは間に合いそうだ。
と、思った瞬間に足攣り。
集中力が途切れるからだ、まったく。
ふくらはぎの緊張を解すために
ストレッチ的な動きをしながら
少しの間、歩いて進んでいく。
と、前を見ると
笑顔で手を振っている人が。。。
koiさん!
歩いてるところ、
見つかってしまった。笑

↑koiさん、写真ありがとうございます!
今回、宣言通りぶっ飛ばして
一等賞を獲得されたkoiさん。
本当におめでとうございます!
あと橋2つなので、頑張って!
というkoiさんの応援に送り出されて、
再度、ゴールに向かって走り出す。
橋をひとつ超え。
あの次の橋が、最後の橋だ。
限界スレスレの足を懸命に動かして、
ゴールに向かって進んでいく。
最後の橋を超えて、
ゴールのバルーンゲートが見えてきた。
あと50m、30m、20m、10m、、、
どんどんとゲートの姿が大きくなって。
あと5m。
足攣った!
最後の最後でもたなかったかー。
手元のガーミンのタイムを見る。
うん、もう大丈夫。
最後は、同じタイミングで
ゴールへと入ってきたランナーさんに
一緒にゴールしましょう!
とお声がけしてもらって、
二人で万歳のゴールとなりました。
まるで友達と一緒に
ゴールしたかのような構図の
素敵な写真となったのですが。
左の方は友達ではありません。笑
でも、お声がけしていただいて、
一緒にゴールができて良かったです。
ありがとうございました!
そして、
よっちゃんとぴろさんが
ゴール地点で応援してくれていて。
上のゴール写真は、よっちゃんカメラマン撮影のもの。
お二人、
本当にありがとうございました!

おおお。
友達も帰ってきたー!
最後、ほんと頑張った頑張った。
ナイスラーン!!!

よっちゃんカメラマンが
撮影してくれました。
良い思い出になる写真、
ありがとうございました!
レポートはあと1本、
公式リザルトと今後のプランへと
つづきまーす。
(つづく)