初めて行われました
実業団・大学混合の駅伝レース。

トップオブトップの選手の走りに対し、
学生ランナーが懸命に食らいつく姿。
時期的な問題があって、
メンバー構成が難しかったことはあれど
初めての試みとしては、
とっても良かったのでは、と思います。
社会人と大学生の対戦って、
ラグビーやアメフトでは力差がつきすぎて
ラグビーの日本選手権、
アメフトのライスボウルと
社会人限定に変革した歴史がありますけど。
駅伝の場合は、
たとえ優勝はぶっちぎりでも、
着争いで競る状況がうまれるので、
良い塩梅だったなー、と思いました。
帝京大学が3区からロジスティードと戦って、
競り落として順位を上げてきた展開は
まさにその典型的なシーンでした。
レースそのものを彩った、
コース設計も素晴らしかったと思う。
なんといっても、
新御堂を封鎖したという衝撃。

沿線の地下鉄でこんな広告が出るくらい
相当、衝撃的なことだったんですよね。
おかげで、
ランナーが新御堂を南下して
梅田の高層ビル群に飛び込んでいくという
最高に美しい絵がうまれました。
ほんと、太田選手が疾走するシーンは、
映画か広告映像かのような美しさだった。
あと、道頓堀での折り返しが
グリコ看板の手前で設定していたり。

あれは絶対、狙って設定してたと思うな。
見ていてニヤッとしてしまった。
大阪らしい、パンチの効いたセンス。
企画の縛り上、
ゴール地点は仕方がない感じでしたけど。
区間ごとの色合いも違いがあって、
大阪らしい風景を映し出すこともできて。
全般的に良いコースでした。
レース中継は、
大阪の朝日放送が制作してまして。
たしか駅伝中継はおろか、
マラソン中継のノウハウすらも
なかったと記憶しているのですが。
いやー。
初めての駅伝生中継で
大きな違和感なくやれたのは
結構、すごいことだと思う。
スポーツ中継は、ノウハウあってナンボですし。
ネット界隈では、
この画面も話題になっておりまして。

夏の高校野球中継の放送で
昔からやってるスタイルなんですよね。