大阪ハーフマラソンは、
10km地点過ぎにトイレが
設置されておりまして。
近くにいたランナーさんが、
トイレ、トイレ、トイレ、、。
と、迷いに迷ってスルーしてました。

いやー。
その心境、よく分かるなぁ。
ここでトイレ行った瞬間、
第4関門が牙を剥きますからね。
まずは第4関門突破、
それが我々のミッションであります。

15km 81分9秒(+27分43秒)

10km通過が53分26秒。
元々、54分前後を想定していたので
少し速めのペースで通過となりまして。
3週間前にやった20km走より
ちょっと足を使ってしまったかも。

このままガンガン行くと、
早々、足攣り部の勧誘を受けそうな感覚。
ここからは冷静に、
目標の115分の着地を計算しながら
走っていくことにしました。

ガーミンの誤差=11秒


キロ5分30秒前後のペースでも
ここまでの貯金で十分に勝負できるので。
ペース帯を10秒ほどシフトダウン。
極力、足を使わないようにいくぞ。


わーい。
恐怖の第4関門、通過!
写真は友人のインスタからパクっとな。笑

通過した時に、
あと3分!
という声がかかりまして。

ブログ書きながら計算したんですが
だいたいキロ5分23秒ペースで、
第4関門を通り抜けてるんですよね。
それで3分残ってない。

いやー、相変わらず鬼畜な設定。


そして、鬼門通過後のお約束。

全体的に安堵の表情が広がり

流れが途端にペースダウン。

まぁ、仕方ないことですね。笑


こちらはペースを変えずに、

淡々といくぞっと。


20km 109分36秒(+28分27秒)

15kmの第5関門も問題なく通過。
ただ、足が攣る危険性が、
そろりそろりと更に近づいてきて。
もうここからは、
ストライドを絶対広げないようにして、
急に足に力を入れることも避けないと。

ガーミンの誤差=29秒

16km地点で

ブラバンの大演奏がありまして。

んー、やっぱり

走りながら聞く音楽っていうのは

パワーをもらえるものですよね。

友人が嬉しそうに跳び跳ねとる。


ストライドを広げない、広げない、

広げちゃいけないぞ、、、と

頭のなかで念仏唱えながら

走っておりますと。



るるるさーん!
熱烈な応援と
写真ありがとうございまーす!!!

この直後のポイントで、
いつも定点動画を上げてくださってる
YouTubeのカメラを発見して。


友人と一緒に写り込み。
うんうん、お揃いで良いポーズ。
ほんと、いつもありがたいなー。

↓いつもの定点動画


ほどなくすると、
長居公園の姿が見えてきまして。
わーい。
ゴールが近づいてきたぞ!


と、いやいや。
ここからですよ、大阪ハーフは。
まだ2.5kmも残ってますからねー。
長居公園に突入してからは、
公園内の道路をぐるっと周回する。
これがなかなか忍耐求められるとこ。

足攣り部からの勧誘も激しくなり、
本格的にそろそろ陥落の危機。
一歩一歩丁寧に足を置きながら、
なんとか勧誘から逃れようとする。

20km。
ついにその瞬間が訪れました。
足攣りーーー。

ゴール 116分8秒(+6分32秒)

足を止めて脹ら脛を伸ばすものの
完全にはおさまってくれない。
止まって、走って、を
3回くらい繰り返したところで
長居スタジアム前に到着。

ええい。
もう残りは0.6kmだから。
このまま行くっきゃない。

スタジアムに入ると、
パッと光が差し込んできて、
視界に陸上トラックとスタンドが
パノラマビジョンで飛び込んでくる。
いやー、相変わらず最高の光景だ。

ただ、表示されてるタイムを見て、
目標の1時間55分には届かない、
という現実を知ることに。


もうこの時は、
右足が攣っているまま
無理やり走っていました。
トラックを半周残して、
ネットタイムの1時間55分が経過。

たかが半周、されど半周。
掲げた目標との差を、自分の眼で
しっかりと視認できたことは、
すごく良かったことだと思ってます。

攣ったままの足で走るには、
やっぱりトラック半周は長く感じたな。
次は軽快な足で駆け抜けて、
目標タイムで飛び込めるように。

そんな気持ちを胸に抱きながら、
ゴールへとたどり着いたのでした。


PB更新、

初めての2時間切り。

目標の1時間55分には届かなかったけど
大会までのプロセスも含めて、
努力の成果が出た、嬉しい結果でした。

なんか、
グロスで2秒はみ出たというのも
僕らしいといえば、僕らしいかな。
課題はまだまだ残ってる証なので、
これからも更に積み上げていくぞっと。


タオルが逆なのも、足らずの証ってね。

来年は、目標タイムを達成して、
タオルの向きも確認して
写真撮影できるようにしたいです。


走り終えてからは、
友人と部活帰りのような打ち上げ会。
もう食べまくってやりました。笑

実は、レース終盤は、
友人の方が足は動いていたので、
何度か先に行けって言ったんですけど。
前半、第4関門までは僕が引っ張って、
それなしでは関門突破できなかったから、
最後まで一緒に走ってくれてたらしい。

いやー、持つべきものは友だな。
ほんと。