夏の高校野球。
京都国際高校の見事な優勝でしたねー。
決勝戦は、なんと9回スコアレスで
延長タイブレークの熱戦でした。
敗れた関東第一高校も、
素晴らしい戦いを見せてくれました。
僕は和歌山県出身なので、
智弁和歌山を応援していたんですが。
今年は残念ながら、初戦敗退。
魔曲・ジョックロックの応援も
不発に終わってしまいました。
さて。
先日、ヤフーニュースを眺めてると
その智弁和歌山に関する記事が。
甲子園歴代2位の勝利数を誇る、
智弁和歌山の前監督、高島監督。
当時から凄まじい練習内容は、
漏れ聞こえておりましたが、
記事の内容は想像を超える凄まじさ。
試合前に100mダッシュ100本って。
試合する前にフラフラになるやん。
いまでこそ強豪校として知られる
智弁和歌山ですけれど。
僕が小学生の頃はまだ無名で、
甲子園出場しても1回戦敗退ばかり。
全国レベルへと引き上げるために、
高島さんが取ったアプローチが、
猛烈な練習量だったんだろうな。
その成果として、
1997年夏・2000年夏と二度の優勝。
その後は、
すっかり甲子園常連校に
名を連ねることとなりました。
時は流れて、2020年。
イチローさんが、
智弁和歌山で3日間コーチを務める、
ということで大きな話題となりました。
練習量が非常に多いので、
無意識に全力を出さずに
セーブをしてしまっている。
一度キャッチボールから、
全力で投げ込んでみよう。
まさにコントラストで、
質からのアプローチ。
ただ、質より量と言ってるのではなく
量の多さからくる質の自然低下に、
気付いてもらって改善してもらいたい。
そう伝えているように感じました。
この翌年、智弁和歌山は
3度目の夏の甲子園優勝を達成。
大切なのは、
質か量のどちらかということではなく、
質でも量でも
自分がこだわる方向性を定めて、
それを貫き通すこと。
野球に限らず、
ランニング、勉強、仕事にも
共通することなのかもしれません。
努力したとしても、
報われるとは限らない。
しかし、努力しなければ
報われることはない。
だから、努力を積み重ねながら、
しっかりと自分を貫いて、
生きていきたい、と思っています。