今回、
迷いに迷って選んだシューズの
ロンピー様ですけど。
とってもグッドな選択でした!


と、いうのもですねー。
足裏で路面を感じられるので、
なんせトレイルが楽しい!
石を踏んだり、枯れ木を踏んだり。
その感触がたまらなく良き、です。

ロンピー様は、
トレランシューズでありながら
ハイカーさんにも人気とのこと。
僕もすっかりお気に入りになりました。
山を楽しむ、ってところの観点だと、
ぜひともオススメしたい一足です。

では、今日はトレイル区間2つ目。
杉峠へのアタックからスタートです。

二ノ谷~杉峠

二ノ谷エイドを出ると、
フラットに近いロードが少々。
その後、ちょっとした小山を越えてから
杉峠へのアタックがはじまります。



最初のオグロ坂峠に比べると、

シンプルな登りが続く杉峠への道。

ただ、路面がかなり湿気を含んでいて

泥や水溜まりを避けながら進んでいきます。



足元が取られちゃうので、
基本的にここも走らず歩行で登る。
トップ集団のランナーさんは、
ここも走って駆け上がるんだろうな。
泥んこと坂で、
普段のランより3倍くらい疲れそうだ。

ただ、歩行だと普通の登山って感じ。
オグロ坂峠の九十九折と比べても楽で、
淡々と進んでいくうちにピーク到達。
そして、目に飛び込んできたのは
あの魔法の言葉。

もうすぐ
エイド!


杉峠エイドに到着!
ここもワイワイと賑やかで、
食べ物もとっても充実してました。


杉峠名物の素麺ゲット。
めっちゃ美味しいーーー!!
たくさん用意してくれてるのに、
全然麺がのびてないんですけど。
汁もしっかり出汁の旨味が出てて、
ほんとサイコー!の一言に尽きる。
おかわりしちゃった。

あと、
オレンジが美味しいんですよ
とお誘いいただいたので、
これまたパクっとな。

いやはや。
甘さと酸っぱさとみずみずしさの
絶妙なバランス。
美味しすぎて、こちらもおかわり2カット。
いまや高級フルーツなオレンジですが
こんな素晴らしいものを
潤沢に用意してくださってるだなんて。
エイドの充実っぷりが半端ないです。

ちなみに、杉峠に着いたところで、
出発間際のYayoiさんとまたもや再会。
うんうん、ペースも悪くなさそうだぞ。

杉峠~鞍馬

杉峠を越えると、登りはおしまい。
ここから鞍馬までは、
標高差約600mの急下り。
林道を一気に駆けおりていきます。


この急下り。
僕にとっては、
一番の難所と考えてました。
というのも、
僕は下りでトラブルを起こしやすくて。
ペースを上げ過ぎちゃって、
足にダメージが蓄積して攣ってしまったり。
あるいは、膝を壊してしまったり。

なので、
ここは絶対にペースを上げない!
と、レース前から決めていました。


ほぼ歩行並みにストライドを縮めて。
足を上げず重力を使って、
転がすように駆け下りていく。
後方から抜かれても気にしない。

あと、このあたりで
雨足が強くなってきて、
気温もグッと冷え込んできました。
レインウェアを着てたのが、
ここでは功を奏して、
身体を冷やさずに済みました。

林道を抜けると、
道沿いに古風な住宅が建ち並んできて。
ああ、これは見覚えのある光景だ。
鞍馬エイド到着。

急坂を駆け下りてきて、
お腹を揺らしてしまったからか
ちょっとお腹の調子が良くなくて、
まずはトイレに駆け込みました。

ほどなくして落ち着いて一安心。


お腹の具合が落ち着いたら、
しっかり食べんとな。
ってことで、
チョコパンと八つ橋をいただきました。
甘いもので癒されるー。

と、ここで時計を確認すると、
スタートから4時間25分が経過。
鞍馬からゴールまでは13km。

おや。
これは6時間切れるかもしれん。
キロ7分で進んでちょうど6時間。
足の状態はというと、
ここまで極力足を使わずきてるので
攣る気配は全然なく、まだまだ動けそう。

よーし。
しっかり狙っていこう。

完走目的だったターゲットが、
鞍馬で目標をアップデート。
6時間切りを目指す戦いが、
ここからはじまったのでした。

(つづく)