20周年を目の前にして、
いよいよ最後の日が迫ってきます。


ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの
アメージング・アドベンチャー・
オブ・スパイダーマン・ザ・ライド。
2004年1月23日にオープンし、
多くのパーク来場者を楽しませてきた
人気アトラクションが、
今年の1月22日をもってクローズします。

3Dゴーグルを着用し、
まさに目の前で展開される
スパイダーマンのアクション劇。
迫力満点のライドアトラクション。
ほんと、楽しませてもらいました。

最後にもう一度乗りたいよー!
という訳で、一昨日久々にインパ。
クローズが告知されてからというもの、
待ち時間120分オーバーの
大行列となっておりまして。
ま、のんびり待つっきゃないか。



普段、
早く乗り場につかないかなー
なんて、ほとんど目もくれなかった
待ち列用のディスプレイ部屋だけど。
これが最後、と思うと
ひとつひとつがとっても重い。
しっかり目に焼き付けておかないと。




ひとつひとつ丁寧に
作られているのを改めて実感。
もったいないよー。
取り壊さず保管してくれないかな。




そして、
ラストライド
やっぱりカッコ良くて、楽しい。
ユニバを代表する
素晴らしいアトラクションだっただけに
本当に残念な気持ちでいっぱいです。


人気アトラクションの消滅。
ことの発端は、
2009年にディズニーが
スパイダーマンの版元である
マーベルを買収したところから。

ユニバーサルとディズニーの間で、
スパイダーマンの使用権については
個別契約が結ばれていて、
アトラクションは継続していましたが、
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンと
ディズニーの契約は2024年まで。
やむなく終了の時を迎えるのでした。


権利でのあれこれといえば。
ディズニーの方も、
今年大きな動きが起こっておりまして。


1928年に上映された
「蒸気船ウィリー」が、
今年の1月1日をもって著作権切れ。
これにより、
蒸気船ウィリーに登場する
ミッキーマウスは、
著作権フリーな存在となったのです。
あくまで、蒸気船ウィリーの
手袋をしてない型のミッキーで
手袋をしてる等の他のミッキーは異なります。


そして、
早速ホラー作品にされるミッキー。
なんてこったい。

エンターテイメントが
急速に発達したのがこの100年。
当然、ビジネスが絡むので
大人の事情はやむを得ないのですが。

スパイダーマンの件も、
ミッキーマウスの件も、
何とも言えないもどかしさを
感じてしまう、今日この頃です。