足攣りって、

色々要因がありますよね。

塩分やミネラル不足だったり、

冷えだったり、筋肉疲労だったり。


僕の場合は、

着地の際の衝撃から

股関節や梨状筋がダメージを受けて、

そこから右足、特に膝裏周りの

神経が圧迫されて攣る、というのが

今回のレースでよく分かりました。


そういえば。

人生で二度、椎間板ヘルニアで

一時歩行不能に追い込まれたのですが

その時、激痛が走ったのが右足。

たぶんそれが起因して、

神経が細くなってるのだろうと思います。


原因がはっきりしたことが、

今回のレースの大きな収穫のひとつ。

特に下り坂での着地の衝撃を、

どう克服するかをじっくり考えようと思います。

そういや、六甲全山縦走で攣ったのも下り坂でした。


では、金沢マラソン。

レース後半戦のレポートです。


20~25km : 32分55秒


またもや、

半分の距離を足攣りとお付き合い。

ちょっと気分が落ち込んだところに。



沿道からブラスバンドの応援。
流れてきた曲は…
ジャンボリミッキーやん。

わーい!
めっちゃテンション上がる。
ブラバンに合わせて、
ジャンボーリジャンボーリ
口ずさみながらすっかりご機嫌回復。
体力も、まだまだ全然余裕がある。
よーし、やれることはやるぞ。

走る時の着地位置を、
少し変えてみて2kmくらい誤魔化し。
その後は、
思いっきり腕振りして2kmくらい誤魔化し。
25kmは、あまりペースダウンせず通過。

25~30km : 35分19秒


ただ、対策もここでネタ切れ

もう何をどうやっても攣る。

びわ湖の時は、粘るだけ粘ろうとして

逆に大きな足攣りになってしまい、

回復に時間がかかってしまったので。

今回は攣りそうになるとこまめに対応。

走る、ストレッチ、走る、ストレッチ。

ひたすら、その繰り返しで前に進んでいく。


30~35km : 34分36秒


いやー。

半端なく美味しかったですよ。



股関節を伸ばしながら、
金沢カレーをパクり。
ああ、この濃いルーが最高に良き。

後半の給水では、
コーラを置いてくれているのも
めっちゃ嬉しかったポイント。
生涯最高のコーク、といったも過言ではない。

35~40km : 37分04秒



個人的に、金沢マラソンのコースで
ベストロケーションだと感じたのが、
駅西50m道路
名前の通り、なんと道幅50m。
開放感が半端ないーー!
あまりに広大過ぎるため、
沿道の応援から遠い側がガラ空き状態。

相変わらず、
足攣り格闘中の僕にとっては好都合。
走る・ストレッチの繰り返しでも、
ガラ空き側なら邪魔にならないもんな。

あー、でもでも。
こんな広大な道路をキチンと走れていたら、
とてつもない爽快感だったろうな。
来年以降にまた金沢マラソンを走る時は、
絶対リベンジしてやるぞ。

40km~ : 15分32秒


たったの2kmなのに。

普段のランニングではあっという間の距離が、

途方もなく長く感じられる。


ゴールに近づいても、
走ることと、ストレッチの繰り返し。
せめて、最後の競技場内くらいは、
止まらず走りきりたかったな。


ゴールして、
振り返って頭を下げる。

ありがとうございました!

思いもしないほど、
大きな声が出て自分でもビックリ。
運営、ボランティアの皆さん。
応援して下さった沿道の皆さん。
序盤、盛り上げて誘導してくれた
ペーサーの皆さんに対しても。
心から感謝の思いが溢れ出る。


さぶよんはん達成はならずとも。
人も食もロケーションも。
まさに百万石の魅力で、
本当に楽しかった金沢マラソン

抽選倍率は結構厳しき門だけど、
また来年以降もエントリーしたいな。
次、走る時は絶対、
駅西50m道路を爆走してやるんだから。