去年が150周年というキリ番だったので、

今年は少し地味な存在ですけど。



あら。

今年は制定30周年なんですって。

意外なトピックスがありました。


10月14日、

新橋~横浜間で最初の鉄道が開業した日。

そう、今年もやってまいりました。

鉄道の日、であります。


鉄道自体の近代化は、

もはや完成形の域に達しておりますが

いまは鉄道にまつわるIT化

大きく発展を遂げておりまして。


たとえば、

金沢マラソンに向かう際の特急券。



もはや特急券は
スマホの画面表示で済んじゃう。
購入も楽チンだし。
ほんとありがたい進化だわー。

しかも、大阪駅はもちろん
金沢駅までICOCAの対象エリア範囲内。


僕は、
モバイルICOCAユーザーなので、
特急券のみならず乗車券もスマホでピッ。
なんて便利な世の中なんでしょう。

そのうち、
切符という概念も
なくなってしまうかもしれません。
切符発行ってのは相当なコストの塊だし、
企業としては削減したいものだもんな。

でも、切符がなくなってしまうとしたら
それは結構、悲しい未来なのでして。
特にJRの切符って、ルールを知っていると
とっても利用者に優しい制度なんですよね。

たとえば、
以前、岐阜から松本、糸魚川、金沢や
舞鶴を通って旅行した時の切符。


出た、鉄ヲタ全開の切符。
発着駅同じことからして意味不明ですね。

実は、JRの切符は、
一筆書きで書き続けられる限り(=交差不可)、
経路として作成できるようになっていて。
また、その経路の距離によって
有効期限が決定されるのです。

そして、有効期限が2日以上のものは
経路の途中駅で途中下車が可能。
(逆走やショートカットは不可)

なので、この画像の切符では、
岐阜から松本、糸魚川、金沢や舞鶴を通って
の行程をこの切符1枚で途中下車し放題なのです。
お値段たったの12,640円(当時)。
しかも、青春18きっぷと違って、
特急料金払えば新幹線だって乗れる。
いやはや。JRの切符制度は神。
このきっぷを一生懸命作ってくれた、
大阪駅の駅員さんも神!

ほんと、コスパの高い旅程を組むのに、
必要不可欠なJRの切符。
IT化の波にかき消されないことを
切に願うばかりです。

そういえば。
あの時、旅行した時以来の金沢だな。


当時、金沢で食した海鮮丼
最高に美味だったなー。
確か、4時間並んで待った記憶が。
今回も、日本海のお魚を食したいぞ。