Dr.スランプ。

ドラゴンボール。

子供の頃、夢中になって楽しんだ

鳥山明先生の世界。

 

 

現在公開中の映画

SAND LAND(サンドランド)は、

変わらぬ鳥山ワールドが存分に描かれた

見応えたっぷりの作品でした。

 

それぞれが尖った存在感のある

個性的なキャラクターたち。

緩急おり交ぜて、

テンポ良く進んでいくストーリー。

散りばめた伏線はしっかり回収し、

全てのキャラクターを使い捨てせず

ストーリーの役割の一端を担っていく。

 

 

鑑賞後に振り返ってみると、

環境問題や富の占有、ダイバーシティ等、

現代に通ずるテーマも描かれている。

でも、それらをキャラクター達が

痛快に、明るく、皆で解決していく。

 

小難しいことなんか、

映画を見ていて、全く考えもしない。

上映時間106分間、

ただひたすらに楽しい。

本当に、鳥山先生の凄さを

改めて実感させてくれた作品でした。

 

 

しかし、

とても残念なことに動員が低調な様子。

僕が観賞した際も、

映画館は空席が目立つ状況でした。

 

Yahoo!の映画評価も

4.5という超高得点なのに。

なぜ?プロモーションの問題?

 

鳥山先生の作品に馴染みのある

僕たち大人の世代でも、

鳥山ワールドを知らない子供達でも、

みんな安心して存分に楽しめる作品。

これが人目に触れず終わっていくなんて、

悲しすぎて泣けてくる。

 

興味を持ってくださった方、

おられましたらぜひ。

見てーーー!

(心からの叫び)