いやっほーい!

 

待ちに待ったこの映画。

 

 

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー

を映画館で観てきました。

 

いやはや。

観てる僕たちはもちろんのこと。

制作スタッフもみんな、

ラブ・ニンテンドーですから。

そんな任天堂リスペクトが

存分に詰まった素晴らしい作品でした。

 

映画そのもののストーリーとしては、

特に大きなサプライズがある訳でもなく。

「映画作品としては・・・」なんて

レビューも散見するけど、そんなの野暮。

マリオの世界観をそのままに、

いかにダイナミックに表現できるか。

その一点こそが、この映画の使命ですから。

映像、音。

その迫力が本当に素晴らしかったです。

 

そして。

古くからのゲームファンをニヤリとさせる

お楽しみ要素も散りばめられていて。

 

まずはマリオ・ルイージの設定。

彼らは決して王子様ではありませんからね。

 

 

映画だからっておめかし無し。

配管工の髭オジサンとして登場する。

よくよく考えたら、

映画の主人公としては異色の存在だな。

 

実は、もともとマリオは

「元」配管工という設定だったんですが。

2018年頃にわざわざ「元」を削除して

職業=配管工、と修正されたのです。

 

ふーん。なるほど。

今回の映画プロジェクト、

どれほど前から動いていたかが

よく分かりますね。

 

 

また、序盤でマリオが自宅で

ファミコンで遊んでいるシーン。

 

 

全国百万人ものパルテナの鏡ファンは

この画面に懐かしさを覚えて

涙を流したことでしょう。

映画では英語表記、日本語字幕だったけど。

 

 

そう。

この映画は製作陣の遊び心を発見していく

一種のゲームでもあるんですよね。

 

・ピザ屋の看板

・ルイージの携帯着信音

・配管工の依頼に訪れた家の花瓶

・マリオの家のポスター

・ジャングル王国でのマシン選び

 

などなど。

ネタバレにならないようにシーンだけ書きました。

見つける度にニヤニヤしちゃうのは

ファミコン世代ドンピシャの

おっさんゲーマーの性ですな。

 

 

そして。

これはあくまで個人的な推測ですが。

ジャングル王国に向かう乗り物の描写。

ユニバの新アトラクション

のヒントではないか、と思っております。

あくまで個人的な推測ですからねー。

 

 

1983年。

マリオシリーズ第一作として

ファミコンやアーケードで

一躍大人気となったマリオブラザーズ。

その制作の中心にいたのは、若き宮本茂氏。

 

そこから40年の時を経て。

マリオ・ルイージは主人公として。

宮本茂氏はプロデューサーとして。

その映画は、全世界の大ヒット作となる。

 

まさに日本生まれの

アメリカンドリーム、だなぁ。

 

 

そして、

そのドリームはまだまだ続いていく。


そう。

マリオと自分達以外にも沢山の世界がある

のだから。