最近、
阪神タイガースの応援団が
相手投手をノックアウトした際に演奏する
「蛍の光」が相手に対して失礼だ、
なんてネットニュースが流れておりました。
「蛍の光」は、
お店の閉店の時の音楽としても
耳馴染みの楽曲ですよね。
原曲はスコットランドの民謡
「オールド・ラング・サイン」。
ん。
あれ?
お店の閉店の時の音楽と、
なんか違う気がする・・・。
違和感を持たれた方も
いらっしゃるのではないでしょうか。
そうです。
お店の閉店の時の音楽は、
実はこの曲とは違うことが多いんです。
そうそう、これこれー!
こちらは、
四拍子の「オールド・ラング・サイン」を
三拍子に編曲した「別れのワルツ」。
編曲者は、ユージン・コスマン。
へー。
スコットランドの民謡を
外国人の音楽家が編曲したものが、
お店の閉店の音楽として使われてるんだな。
ところがどっこい。
実はこのユージン・コスマンというお方。
ある日本人作曲家のペンネームなのです。
その作曲家というのが、なんと。
古関裕而氏。
古関さんというと、
・栄冠は君に輝く
・六甲おろし ~阪神タイガースの歌~
・巨人軍の歌 ~闘魂こめて~
・都市対抗を讃える野球の歌
など、
野球ファンには馴染み深い作曲家。
いまだに色あせず、
使われている名曲揃いですよね。
さて。
阪神応援団が演奏しているのが
「別れのワルツ」なのであれば。
古関メドレーってことで、
割と味があってよい気もするのだが。
そういうセンスは嫌いじゃないぞ。
うーん。四拍子。
これは「オールド・ラング・サイン」だな。
残念。
「人間っていいな」や「闘魂込めて」などの
替え歌とかは当然もってのほか。
聞きたくなくて、ライトスタンドに
全く行かなくなってしまったもんな。
マナー良くチームの背中を押してあげられる
応援でありたい、ですね。
ひっさびさにスタジアム観戦しに行きたぞっと。