雨雲が早めに沸いて、

早めに去ってもらったおかげで、

無事に開催となった、おっさんず登山2。

前回同様、登山好き友人と共に出発です。


今回のルート

阪急六甲駅から出発。

カスケードバレイを通って登山し、

穂高湖から六甲山牧場へ。

更に、いくつかのビュースポットを経由し

アイスロードから下山。

最終的に、六甲駅に帰ってくるルートです。




9時30分
おっさんず集合。
点呼!いち、に!

まだ雨が降ってますが、
あと15分ほどで雨雲が抜ける模様。
なので、雨がやむまでじっと待機。

15分後。
ほんとに雨が上がった!
お天気アプリの精度はすごいですね。
さぁ、まずはカスケードバレイの
登山口に向かってしゅっぱーつ!


9時59分


なにこの急坂。
登山口に向かうまでが一苦労。
奥に引っ越しのトラック止まってますが、
こんな坂での駐車とか、なかなかの恐怖ですね。


10時7分


なんか泣いてるように見えません?
滝のような涙とはこのことか。
いや、その日本語はおかしいぞ。
これは滝なのだから、
滝のような涙が想起される滝というべきだ。

なんて、くだらないことやってるうちに


カスケードバレイ登山口到着。
なんだかゲームの世界を冒険するかのような
幻想的な光景ですね。



下の方の赤で記されている現在地。
そこから小川沿いに登っていき、
杣谷峠を目指していきます。


10時17分


小川といっても雨上がり。
水量はかなり多く、流れが激しくなってます。
ルートは何度か、
この小川を交差することになっており、
今日はハードモードだぞ
とご丁寧に宣言してくれているかのようです。


10時31分


小川の交差以外も、
今回は険しい路面状況の場所が多く。
濡れた落ち葉に足下取られないよう、
慎重に歩を進めていきます。


10時39分


最初の小川との交差地点。
奥の滝の爆音をサウンドに、
石を飛びながら対岸に渡ります。

ザンザン鳴り響く滝音に
プレッシャーをかけられるおっさんず。
なんだかアドベンチャーゲームを
リアルでやってるみたい。
最初の難関は、無傷でクリア。



通過後のご褒美写真。
本当に幻想的ですよね。
風景に癒されながら、次のステージへ。


10時48分

ルートはこっちだってよ。


はい?マジですか?
友人の登山アプリ、鬼畜だ。
もはやアドベンチャーゲームのようじゃなく
アドベンチャーだよこれは。

だって、測量の黄色の記しがあるから。
大丈夫大丈夫。

ああ、マリオ。
ルイージは山登りにきたのであって
クッパ城を目指してるんじゃなかと。

そんな脳内演出を無視するかのように
ぐいぐいと進んでいく友人。


覚悟を決めて後に続く。
ひとつひとつ着実に、
集中力を高めて進んでいく。

しゅうちゅう!しゅうちゅう!

脳内で松木安太郎の声が再生される。
ええい、気が散る。

ここは危険な時間帯ですよ。

今度は脳内で原博実がしゃべりだした。
集中力無さすぎじゃん。集中集中。

雨上がりは、スリリングだ。
足も手も、滑る可能性を頭に入れて
必ず2点掴まるようにして進んでいく。

そして、険しい道をくぐり抜ける!


雨上がりは、ファンタジーだ。


10時56分


修行ですかこれは。
ここにきて地味な階段トライは、
足にも心にもなかなかにタフ。
珍しく友人が疲れたー、と漏らす。
まぁ、さっきのゾーンは
かなりメンタルが消費したからな。


はい。冒険者たるもの、
心にしっかりと留めておきまする。


11時2分


もう何度目か分からないくらいの
小川交差チャレンジ。
ちょっと元気になった友人。

なんか風雲たけし城でこんなのあったよね
と、軽やかに飛び越えていく。

ああ、それは竜神池ですな。
懐かしい。
僕も続いて軽やかに…。

石がぐらついて、左足が水にドボン。
冷たっ!


11時15分


疲れてますねー、友人。
もう少しでカスケードバレイ突破だ。
がんばろがんばろ。

そして、
11時26分


杣谷峠に到着!
カスケードバレイはここまでです。
雨上がりで、水量の増した川沿いの登山。
なかなかチャレンジングなルートでしたが、
その分、見られる風景もまた格別で、
まさにアドベンチャーでした。


カスケードバレイだけで、
結構長くなってしまいました。
今日はここまでにして、
続きはまた明日、投稿させていただきます。