いつも通り、音楽を聴きながら

ウォーキングをしていると、

この曲が流れてきました。



川村結花さんのファンタジーという曲。

(ちなみに、川村さんはSMAPの夜空ノムコウの

作曲を手がけたアーティストさん)


1999~2009年にかけて、

テレビ朝日系列で放映されたテレビドラマ

京都迷宮案内」のオープニングで使われました。


橋爪功さんが演じる新聞記者が、

京都の街をランニングするドラマ。(ちがうっ!)

もとい。

京都の街を取材に走り回り、

色々と起こる事件の真実に迫り、

解き明かしていくドラマ。



最初の5年は京都府警記者クラブという設定で、

よくある刑事事件解決ドラマの様相でした。

しかし、後半の5年は社会部に籍を移し、

刑事事件とはちょっと色の違う、

何気ない日常から生じる事件を解決する中で、

深く多面的な心の機微を描く社会派ドラマとなり、

放映される度、一度も見逃さず見ていました。


ストーリーも単純明快なものは減り、

事件は解決されたけれども、

加害者・被害者双方とも心の問題は

全く解決をされず終演を迎えたり。

社会に対して問題提起をするような

解決方法での事件収束だったり。

見終わった後、考えさせられることが多かったなぁ。


この京都迷宮案内が放映されていた時期、

僕は大学生で、京都に住んでいました。

そして、寺社仏閣や観光名所など、

自転車で京都市内を駆けめぐっていました。



ふと思ったのです。

当時、ランニングをはじめていて、

橋爪さんみたく京都を走り回っていたら、

更に楽しかっただろうな、って。


住んでいた家の近く、

南禅寺から銀閣寺を鹿ヶ谷通りで上り、

西進して百万遍を抜け今出川へ向かうルート。

修学院の駅から北山通りをひた走るルート。

東大路通りを下り京都駅を目指すルート。

いくらでもルートが考えられそう。


今はコロナ禍で京都から足が遠のいていますが、

落ち着いて京都に出かけて走れる状況になれば、

学生時分にタイムスリップした気持ちで、

京都ランを計画したいと思っています。