1月に怪我をした際、

「このまま、痛みが残ったまま

今後は走ることになるのだろうか」

という恐怖に脅えていました。


痛みを抱えながら、バリバリ走ってる

ランナーさんもたくさんいらっしゃいます。

ブログやSNSでお見かけする度に、

すごいなぁ、といつも尊敬します。


でも、自分は痛みが残ったら、

恐らくモチベーションは維持できない。

それは、二度経験した椎間板ヘルニアの恐怖が

まだ頭の中にこびりついていて、

どこか痛んだまま走ると、バランスを崩して

最終的に腰に来ることを自覚しているからです。


幸い、痛みは残らずすっかり完治して、

またランニングに戻れたある日のこと。


ランニング後にシャワーを浴びていると

右内大腿部が、痛いってほどじゃないけど、

筋肉がやや興奮しながら少し張っている。


それは、

「今日は少し疲れたな」

あたかも語りかけてきているかのようでした。


右内大腿部は、まさに1月に怪我をしたところ。

走るときの身体の癖や傾きで、

無意識に負荷がかかっているのかもしれません。


怪我をするときというのは、

必ず理由があります。

防ぎようもない怪我も存在するのは確かですが、

一方で、身体からの声を聞いていれば、

防げるものも存在する。


ランニングに限らず、健康に関することも

同じことが言えるかもしれない。

痛み、むくみ、張り、違和感。

様々な形で、身体は声を上げてくれている。

それをきちんと聞いて拾い上げて、

ケアしてあげられるかどうか。


ランニングを続けていくためにも、

健康を維持していくためにも。

きちんと身体に向き合うことの大切さを、

常に心のなかに持ち続けたいと思っています。