前回、
初心者はランニング開始当初より、
ある程度走れるようになってからの方が、
怪我リスクが高まる、という投稿をしました。
今回はその続きで、私の体験を。
ランニングを始めたのが2021年6月。
最初は500mでリタイアする有り様でしたが、
週2~3回ペースで走り続けていって、
12月、遂に5km28分を切りました。
ここまではひたすら前進あるのみで、
特に11月に入って以降は
面白いように距離、タイムが伸びていく。
5km25分切りも早々に達成するぞ!
と自分をモチベートしていました。
このブログを開始したのが2022年正月で、
ちょうどテンション最高潮のとき。
あっさり目標達成して、
カッコ良く投稿をしようと考えていたなぁ。
ところが、
そこからの怪我怪我怪我。
この一ヶ月くらいは前進はおろか、
後退してるやもしれない状況。
自分のなかでの結論は、
5km25分という目標に対して、
急ぎすぎたことが大きな間違いでした。
目標を早く達成するんだと意気込むあまり、
自分の限界を認識せず無理を続けてしまった。
それこそYouTubeで
らんラボ!とか
うたランとか
タカヤマラソンとか、
ランニング系動画をひたすら見まくって
自分で試しては走る、試しては走るの繰り返し。
1月上旬、ちょっとした足の異変があって
それを自分でも気付いていたんだけれど、
おかまいなしで15kmランをやって故障。
幸い怪我は早期で治りましたが、
また動画の見よう見まねで腰をやり。
結局、ランニングは
自らのマイペースを理解する
ことが大切なのだと気付かされました。
このマイペースというのは、
単にランニングのラップタイムだけじゃない。
成長速度とか、負荷のかけ方とか、
自分のランニングへのアプローチにおける
マイペースを理解すること。
学生の時なら上昇一辺倒で、
勢いそのままに成長することは頻繁にあれど、
仕事しながら、40オーバーではじめたランニング。
そんなに一気に壁を突破できる訳がないのです。
ふと、このタイミングで立ち止まってみて、
ただでさえ奥深いと思っていたランニングが、
自分の中で更に奥深いものになりました。
40オーバーのスタートといっても、
ランニング人生は、続けようと思えば
まだ40年くらいあるかもしれない。
慌てて初心者の殻を
破ろうとしなくていいじゃない。
走ることは楽しい。
それが続けられないことは悲しい。
だから、背伸びをしようとせず
楽しくマイペースで走っていく。
その方が、結果的には
より速く、より遠くまで走れるようになる。
そんな気がしています。