元々、数学大好きっ子だったので、

ついついロジックを考えてしまう癖持ちです。


ランニングもその例に漏れずで、

リハビリしながらとか

ウォーキングしながらとかで考えて

行き着いたロジック。


それは、

ランニングは三次元で構成される

ということ。


三次元ってなんやねんというと、


こういうヤツですね。
要は、三つの軸で構成される。

x:①ピッチ  (歩調) 1分間に刻む歩数
y:②ストライド(歩幅) 1歩で進む距離
z:③サステナビリティ
       (持続性) ①②を維持できる割合

この①②③で作る立方体が、
大きければ大きい程、速く走れることになる。

まぁ、①②がいわゆるペースで、
ピッチorストライド?
とよくテーマになるヤツですね。
①×②の面積が大きくなればなるほど、
ペースが速くなるということ。

そしたら③はなんやねん、と。
①ピッチと②ストライド、
どれだけゴールまで維持できるのか?
という割合ですね。

たとえば、
ピッチ120歩・ストライド70cmだと
まぁこれはほぼ徒歩みたいなレベルですが
サステナビリティは100%維持できる。

それじゃ、ピッチが180歩ならどうか?
ストライドが120cmならどうか?
おっさん初心者ランナーは
漏れなくパワーダウンして%が下がっていく。

つまり、
①②③は相関関係にあって、
どれか一つを上げたら
他二つを維持することが難しくなる。
これがランニングの面白いところ。

そして①②③で構成する立方体の体積の
最適解を見つけるのが、レースだということ。
そして、日々のトレーニングは、
①or②or③の数字を相対的に高める作業、
また①②③のバランスの最適解を考える作業。

だから、トレーニングに際しては
何を高めようとしてるのか
を、強く意識することが必要。

最適解にたどり着くアプローチは、
人それぞれ違う、というのも
ランニングの面白さなんだと思うんです。

ランニングをはじめた当初、
普通まず③を上げる作業をする人が多いけど、
自分の場合はまず①②を上げにいきました。
ゆっくり3km走るのではなく、
500m~1kmでの全力走からはじめた。
結果的に、①②が上がったことで、
③を上げていく作業が楽になりました。

このアプローチだって人それぞれ。
自分に何が適してるのかを考えて、
ランニングという立方体を大きくしていく。

ランニングは、
自分と向き合うこと、自分を知ること、
自分に適したアプローチを考えることが、
大切な要素なのだと思います。