やっと行けました

 息子くんを「びわ湖バレイ」で雪遊びをさせてあげたのが1月のこと。今冬は息子くんのためにスノーウェア一式も新調したのでもっともっと遊ばせてあげようと関西最大級と言われる「グランスノー奥伊吹」に行く機会をずっとうかがっていました。

 

 

 ここはロープウェイで行くびわ湖バレイと違い、駐車場はスキー場のすぐそば。ということは真冬はチェーンやスタッドレスタイヤなど車の装備も万全にしておかないと危険です。そんな装備のない我が家は、春が近づいて気温が上がり周辺道路の積雪・凍結の心配がない晴天が続く週末という条件が来るのをずっと待ちわびて公式ページに掲載されている道路状況をチェックする日が続きました。

 

そして、3月9日ついに絶好の条件となりやっと行くことができました。

 

 

 

 

快適なアクセス

 ”大阪から100分!京都から80分!名古屋から50分!”とアクセスの良さを誇るグランスノー奥伊吹ですが、実際最寄りの高速インターチェンジを降りてからも渋滞知らずで駐車場に到着。奈良からでもコンビニに寄ったりしながらで2時間半ほど、朝9時前に駐車場に到着しました。すでに駐車場は結構埋まっていて私たちは第4駐車場に案内されました。駐車料金は1,000円でした。道中ずっと寝ていた息子くんを起こして着替えさせます。

 

 車から外に出てみるとひんやりと少し寒いです。息子くんはヒートテックの上下に直接スキーウェアという装備で「少し寒いかな?」と心配になりましたが杞憂でした。親も警戒して少し中に着こんでマフラーなどを装備してゲレンデに向かいましたが、結局暑くなって全部脱ぎ捨てることとなりました。

 

駐車場からゲレンデ入り口までも動く歩道「アルカンデ」が運行されていて疲れ知らずです。

 

最高のキッズパーク

 キッズパークへの入場は大人も子供も同一料金の1,500円です。入場ゲートを自由に出入りできるICカードの保証金500円をプラスして一人当たり2,000円を一旦支払う必要がありますが、帰る際にICカードを返せば保証金は返却されるしくみです。びわ湖バレイだとロープウェイ代金混みで大人3,500円だったのでキッズパークだけの利用だと随分と安く遊ぶことができますね。

 

 雪遊びの無料のソリもたっぷりと準備されていて、念のためわざわざ持っていったマイソリはもっぱら荷物置きとして使うことになりました。スコップなどの雪遊びグッズもびわ湖バレイよりもたくさん準備されていましたが、それでも9時過ぎの段階で残り少なくなっていました。ただ絶対数が多いので午後になると返却されて在庫が復活していましたが心配な人は雪遊びグッズを持っていったほうがいいかもしれません。

 

とにかく雪遊びエリアだけでも広い!画面奥、左がそり滑りエリアでその奥にある透明なトンネルが動く歩道になっています。

 

 雪質も場所によってはプラスチックのスコップでは太刀打ちできないくらい固まっているところもありましたが、柔らかい雪もたくさんあって他のスキー場で苦労した雪だるま作りも問題ありません。

 

こちらが山遊びエリア

 

スノーシューズを履いたまま遊べるエアドームもあります

 

息子くん、そりエリアには見向きもせず山遊びエリアに直行。中腹あたりの穴に陣地を作ってお店屋さんごっこを始めました。

 

 前回うまく滑れないことがあったのがトラウマになっているのかそり滑りに誘っても「あとで」とはぐらかされます。かなり経ってからこの手の遊びに絶大な信頼を寄せている嫁さんに誘われて滑りに行きましたが、着座位置が前にズレていって止まってしまう状況で2回すべって終了となりました。

最高のフードコート

 そうこうするうちにお昼ご飯の時間になりました。息子くんは雪遊びに夢中で誘っても「お腹空いてない」と全拒否。持って行った菓子パンやドーナツやお菓子しか要らないとのことなので、親だけ交代でフードコートに行って食事することにしました。

 

びわ湖バレイでは券売機に並ぶ列が建物の外まで続いて結構並んだのですが、ここは最新の券売機がズラーっとたくさん並んでいてご飯時にもかかわらず並ばずに食券を買うことができました。選んだ料理ごとに提供窓口がわかれていて受け取りも効率的でカウンター席であれば座席もあっさり確保できました。料理の種類も豊富でかつ1,000円前後とスキー場にしては安いのも魅力です。

 

この網焼き牛カルビ丼、お肉たっぷりで850円でした。安いだけでなく美味しいのでびっくりです。コーヒー、カフェラテ、ジュースなどドリンクも100円でした。

 

なおテーブル席は事前に予約もできるシステムですが前日夜に確認したところすでにお昼の時間は埋まっていました。予定が決まっている人は早めに予約すればテーブル席でも待たずに食事できると思います。

 

そりに再挑戦

 夫婦ともに食事を終えて一服したころ、息子くんになんとかソリ遊びの楽しさを味わってほしくて「パパとレースしようぜ」と持ち掛けます。このワードが負けず嫌いの息子くんのハートに火をつけました。

 

ポジションばっちりです。

 

どや顔で振り向きながら滑走していきます。

 

パパに勝てて大喜び。完全にスイッチが入り最勝負を持ちかけられます。

何度滑っても戻りは動く歩道があるので楽ちんです。

 

 続けてママと勝負を繰り返し、帰り際にも3人でレースとすっかりソリ遊びも楽しんでくれるようになりました。よかったよかった。

帰りもスイスイ?

 結局午後3時すぎまで遊んで帰宅の途につきました。駐車場からの退場もスムーズで高速入り口までも渋滞なく進みました。謳い文句通りですね。ただ名神高速は事故渋滞に巻き込まれてしまいましたがこればかりはどうしようもないですね。

幼児連れグランスノー奥伊吹まとめ

 今回キッズパークのみ利用してよかった点、気づいた点をまとめます。

  • 時期さえ適切に選べばノーマルタイヤの車でもアクセス可能
  • 関西からラクラクアクセスは本当でした
  • 駐車場からゲレンデ直結で快適
  • キッズパーク利用料金が安い(一人1,500円)
  • キッズパークエリアが広い
  • そり、雪遊びグッズは無料。そりは潤沢にある。
  • フードコートはメニューが充実して安い、美味しい、それほど混雑しない
結果、我が家の雪遊び場ランキングの総合1位に満場一致で決定。来年以降もここしか行かないと思います。小学生になったらスキー教室などに参加させてあげたりさせてあげたいので、当分の間は毎冬通うことになりそうです。
 

補足

 ウインタースポーツをしている人には常識なのかもしれませんが、日焼け対策をばっちりしていきましょう。今回家族全員見事に顔が焼けてしましました。嫁さんは鼻が真っ赤になってかなりショックを受けています。