※シモのお話です。ご注意ください。
トイトレの長い道のり
保育園主導でトイレトレーニングが始まったのが1歳半ごろ。
1年たって2歳半ごろに、ようやくおしっこを我慢してトイレでできるようになり始めました。
その後もうんちだけはかたくなにトイレですることを拒否し、トレーニングパンツが悲惨な状態になる事態を繰り返していました。
彼がもよおしたタイミング自体はよくわかります。
- さっきまで「ぶーん」「がしゃーん」「ばばばばーん」とうるさいぐらいに喋っていたのが突然静かになる
- 部屋の隅に移動してしゃがむ
- 「あっち行って」といって、親をキッチンゲートの中に追いやり、「扉閉めて」とゲートを閉めることを要求
- すべてが終わったのち「うんこでた」と申告
2~3のタイミングで「うんこでる?」「トイレ行こう!」と声をかけても
「出ないのっ!」「あっちいってっ!」
と逆切れされます。トイレでおしっこができた際に貼っていたシール帳にはキラキラの特別なシールもあるのですが、これはうんちができた際に貼ろうねと言ってとってあります。しかし、そんなものに釣られてはくれません。
1年近くたっても進展がみられず、ついに業を煮やして、欲しがっていたおもちゃで釣る作戦に手を出してしまいました。
「トイレでうんちできたらジョブレイバー買ってあげる」
クリスマスまで待とうねと言って我慢させていたおもちゃの大盤振る舞いです。しかし、この魅力的なオファーも彼には響かず、事故パンツを手洗いする日々が続きました。
お風呂で…
そんなある日、私は泊まり勤務で不在の夜でした。嫁さんと入浴中にもよおした彼は「うんこしたい」と申告。「こんなところでしないでっ!!」とトイレに強制連行。さすがに彼もヤバイとおもったのか素直にトイレでしゃがんだそうです。そして大成功!
ただ、入浴中という特殊な環境だったため、まだ次回もうまくいく確信はもてない状態でした。
そして迎えた次の日、彼は「うんこでる」と申告してトイレに向かい、見事に成功させてくれました。
「これでジョブレイバーもらえる?」
ちゃっかり覚えていましたか。
もちろんですとも!週末おもちゃ屋さんで買ってあげました。
最近は補助便座も使わずに踏み台だけで一人で大人サイズの便座に座るのですが、足がブラブラ浮いているのでうまくきばれないのでは?両足が置ける高い台が必要なのでは?などと心配していました。しかし彼は便座後方に股を大きく開いて座り、手前に手を突き軽い前傾姿勢を取るポーズを自分で編み出し、うまくきばれているようです。
一度うまくいくと、トイレでしたほうがいろいろ楽だということに気づいたのでしょうか?3回目も自己申告の上、うまく済ませてくれました。もうばっちりです。
そして彼は言いました。
「これでまたジョブレイバーもらえる?」(※種類がいろいろあります)
「んなわけあるかいっ!」
夫婦で即ツッコミを入れましたが、その声は苦節2年の戦いから解放された達成感でとてもとても明るく響いていたと思います。