受験日の翌日から一年浪人する覚悟を決めた。しっかり勉強して来年は圧倒的な得点で合格を勝ち取ってやる。面接で「一年間頑張ってきたのでそれなりの得点は取れていると思う」と言えるだけの力を付けよう。ただ、それで落ちたらもう受けない。背水の陣を敷き、駄目なら諦める。

今回の受験勉強できちんとやっていなかった「物理基礎」を子供に借りて着手。

 

高校の時に習ったものの、公式等はほぼ忘れている。時間はあるんだ。しっかりやろう。

 

等速直線運動、等加速度直線運動、自由落下、鉛直投げ下ろし、鉛直投げ上げ、水平当投射、斜方投射・・。

受験翌日から教科書を読み、ノートにまとめ、例題と問を演習問題としてこなした約一週間。

有効桁数の取り方をちょくちょく誤る。どういう法則なんだ?と教科書を見ても今一つだったが、ネットの情報が分かりやすかった。

 

私が高校一年生の入学して間もない頃の話。いきなり物理で加速度をやったことを思い出した。男女2人づつの4人で1班とし、電車に乗って1秒ごとにどのくらい時速が変わるのか、連結部が運転席になっているところでメーターを読み取ってデータを取る実験。まだ女子の顔が分からず、女子から声をかけてもらってやっと認識したな。NさんとHさんには失礼だったよな、とか。

この時点で数学では三角関数も微積分も習っていなかった。物理のこの分野を学ぶには無謀な状態だったんだろう。今となっては理解が進む。

 

ゆっくりでいい。一年ある。一周目は確実に、二周目以降はスピードを上げて。春までに数学と化学にも着手できるペースを保ち、着実に力を付けて行こう。