最終工程に入ったパターリメイク
鏡面仕上げです
今回は途中でかなり屁理屈の為に
説明分が多用されていますので
つまらないと思われる方は飛ばして下さいm(__)m
ソール鉛の変色防止に使った
セラミックコーティングを
ヘッド全体に塗布します
前回同様に綿棒で少し厚塗りをして
乾き始めたらウレタンスポンジで
平滑に仕上げて行きますが
最低2回塗りしたいし乾燥時間に
1週間程度必要ですのでじっくり
作業しましょう
バックフェイス側をコーティングしましょう
後で刻印を白塗りしますので刻印内部にも
しっかりとコーティング材が入り込むように
丁寧に塗布して行きます
バックフェイス側全体とネック部分に
綿棒で厚塗りして5分程度待ってから
ウレタンスポンジで平滑にして養生です
このまま暫くバックフェイス側が
乾燥するまで作業ストップです
これがまた長い
一週間乾燥させてフェイス面を
どうしようか悩んでいた事を
書かせて頂きます
ゴルフショップでコーティングを
お願いするとフェイス面は
施工してくれません
理由は「フェース面にコーティングを施すと
反発係数やスピン量が変わってしまい、
R&Aが定めるゴルフルールに抵触してしまう
可能性があります。」だそうです
しかしR&Aのクラブと球についての
規則ガイドにはこう書かれています
規則4-クラブ
異質物(規則4-2b)
球の動きに影響を与える目的で、異質物をクラブフェースにつけてはならない。
球の動きに影響を与える目的で、異質物をクラブフェースにつけてはならない。
唾や、草汁、チョーク、エアゾールスプレー、テープなどのような一時的なものが
フェース面につけられている場合に委員会はこの規則を適用します。
プラズマスプレーや「バラタ」タイプのゴムやペイントのような恒久的な付属物や
コーティングは付属規則Ⅱ,5(下記の第5節を参照のこと)のクラブフェースの
規則により扱われます。
プレーヤーによってクラブフェースに何かが一時的につけられているクラブを
プレーヤーによってクラブフェースに何かが一時的につけられているクラブを
裁定する際にプレーヤーに尋ねるべき最も重要な質問は、
「なぜ、それをそこにつけたのか?」です。
フェース面を保護するためやフェース面をきれいにするためにある素材や物質が
フェース面を保護するためやフェース面をきれいにするためにある素材や物質が
フェース面に塗布されたような場合には、すべてのその他の規則を満たしていることを
条件におそらく認められるでしょう。しかしながら、それを塗布する目的が球の動きに
影響を与えるためというような場合には禁止されています。
フェースに付けられたいかなるタイプのテープや同様の物質はどのような
目的のためであっても認められません。
と書かれています
おっさんの目的は鏡面仕上げが
曇らない様にフェイス面の保護と
フェイス面をきれいにすることが
目的で塗布しようと考えておりますので
本来フェイス面にコーティングを施しても
問題にはならないはずです
ところが解釈分の中に「恒久的な付属物や
コーティングは付属規則Ⅱ,5の
クラブフェースの規則により扱われます」
と書かれていますので参照してみます
付属規則Ⅱ-クラブのデザイン
5. クラブフェース
a. 通則
b. インパクトエリア面の粗さと材質
(i)「インパクトエリア」の定義
(ii)インパクトエリアの粗さ
(iii)インパクトリアの素材
c. インパクトエリアマーキング
(i)溝
(ii)パンチマーク
(iii)溝とパンチマークの併用
d. 装飾的なマーキング
e. 非金属クラブのフェースのマーキング
f. パターフェース
を読み込んでみましたが該当しそうな所は
無いと思われます
唯一の可能性はa. 通則の文中に有る
「著しく多くの、あるいは著しく少ない
スピンを球に与えてはならない」
と書かれている部分ですが解釈分には
「過度のスピンについての主張が
製造業者によってなされたり、
あるいは過度のスピンを支持する強い
証拠がある場合、そのクラブは不適合と
みなされることになるでしょう。」と
書かれています
コーティング程度の何ミクロンかの塗膜厚で
パターのスピン量が著しく変わる強い証拠等
出る訳が無いと思いますが突っ込まれても
返答は出来ませんが
そこで今回は下記の分を参考にする事にしました
b. インパクトエリア面の粗さと材質
(i)「インパクトエリア」の定義
アイアンクラブについて、「インパクトエリア」はフェース処理
(i)「インパクトエリア」の定義
アイアンクラブについて、「インパクトエリア」はフェース処理
(例えば、溝、サンドブラストなど)が施されているクラブの部分、
もしくはクラブフェース中心を通り1.68インチ(42.67 ミリメートル)
の幅を有する帯状の部分のどちらか大きい方であるとみなされます。
ドライビングクラブとフェアウェイウッドのインパクトエリアは、
ドライビングクラブとフェアウェイウッドのインパクトエリアは、
クラブフェース中心を通り1.68インチ(42.67ミリメートル)
の幅を有する帯状の部分とみなされます。
解釈分ではアイアンクラブとドライビングクラブと
フェアウェイウッドと書かれていますが
インパクトエリアはパターにも存在していて
パターは除くとは書かれていませんので
パターフェース中心を通る1.68インチに
コーティングが無ければ違反疑惑は
発生しないと判断しました
結局グダグダ色んな文章を活用して
屁理屈的にお話し致しましたが
フェイス面のコーティングは
おっさん的には問題ないと考えているが
誰かに後ろ指をさされない為に
インパクトエリアの1.68インチ部分は
コーティングを塗布しない決断をしたと言う
事を話しただけです
まぁ~フェイス面の3ドットとロゴと
トゥー側の一部だけコーティングが
出来れば十分だと思いますし心配なのは
塗膜が数ミクロンとしても塗ったところと
塗らない部分でどの位違いが出るかです
はぁ~(*´Д`)長々とお付き合い頂いた方は
有難う御座いました。おっさんの判断にご意見が
頂けるようでしたらコメント下さい
良し約45ミリほど中央部を塗布しないで
塗上がりましたのでフェイス面の養生に
入りましょう
次回は刻印の色入れと第二回目のコーティングを
行えばリメイクのヘッドは完成します
組み立ての検討をしながらでも呑むか