1級土木施工管理技士 実地 平成27年度 問題7 | おっさんが働きながら独学で技術系資格を目指すブログ

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【問題 7】

橋台やカルバートなどの構造物と盛土との接続部分では、不同沈下による段差などが生じやすくなる。接続部の段差などの変状を抑制するための施工上留意すべき事項を2つ解答欄に記述しなさい。

 

【解答 7】

・良質の盛土材料を使い、薄層で入念な締固めを行う。

・構造物に偏土圧を加えてはならない。その為、構造物の両側から均等に薄層で締固め、片方に不均一な荷重が加わらないようにする。

・締固めは、できるだけ大きな締固め機械を使用し、構造物付近については、小型の締固め機械により入念に締め固める。

・構造物周辺には雨水が溜りやすいので、施工中の排水処理を十分に行うとともに、必要に応じて地下排水溝等を設置する。

・小型ブルドーザ、人力により平坦に敷均し、ダンプトラックやブルドーザによる高まきは避ける。

 

【講評】

構造物との隣接部の締固めについては、どのテキストにも載っている内容ですので、対応しやすい問題だと思います。幾つかある正解のなかから2つを解答すればいいので易しいと思います。