大谷翔平は、二度のトミージョン手術をして、今年は打者としてのみでている。投手としては来シーズンになりそうだ。

 ダルビッシュ有、前田健太、千賀滉大、田中将大、そうそうたる選手、日本で活躍し、アメリカに渡り、高額の報酬で契約した選手ばかりだ。

 野手も、今では数人移籍しているが、投手と同じような重大なケガをしている選手は、皆無に等しいほど見られない。

 そんな中、MLB選手会が投球間短縮を批判、投手の故障が相次いでいることを受け声明を発表し、大リーグ機構による投球間に時間制限を設ける「ピッククロック」は昨年から導入され、今季は走者がいる場面では20秒から18秒へとさらに短くなり「回復する時間が十分でなく、体へ与える影響への懸念が深まっている」と警告している。

 ヤンキースの昨季サイ・ヤング賞(最優秀投手賞)に輝いたコール投手が、右肘を痛め、昨年20勝のブレーブスのストライダーも右肘の靱帯損傷を発表、大谷翔平と同じだ。

 機構側は「選手会の声明は、腕の故障と密接に関連する近年の急速や回転数の増加傾向や、実証された証拠を無視している」と反論。

 「ピッククロック」は昨年からの導入、それ以前にもたくさんの米国の投手が肘の故障でトミージョン手術を受けている。

 日本人投手では大谷、千賀以外は、「ピッチクロック」以前の故障である。

 それに日本では、この種の故障は、MLBほどではない。日本でも数人はいるようだが?。

 原因は、ほかにありそうだ。日本からアメリカに渡った投手のほとんどが、肘を痛めているのが実態だ。

 ベースボール(米)と野球(日)の違いをただすことに、この原因を究明するヒントがありそうだ?。

 ちなみに、大谷翔平、ダルビッシュ有、前田健太、千賀滉大、田中将大、日本で肘を痛めていない。メディカルチェックを受けてMLBの球団と契約している日本人選手だ。何が違うのだろうか?。