派閥の政治資金裏金問題で揺れる自民党、党運営の節目、党大会を開催している。

 岸田首相の登壇直後、異例の謝罪から始まっているようだ。

 「深刻な政治不信を引き起こす結果となっており、党総裁として、国民の皆様に心からお詫び申し上げます。」

 「不記載の金額や程度、これまでの役職などの議員歴や説明責任の果たし方など状況を総合的に勘案し、厳しく対応していく」

 と、茂木幹事長に結論を出すよう指示したという。

 さて、これで国民の納得を得られるか?処分によっては、4月に行われる衆議院の補欠選挙の結果にも影響をするし、政権運営の大きなカギともなる。

 昨日の参議院政治倫理審査会での世耕前参院幹事長の発言、「検察での取り調べを受けるも、不起訴処分、私は白でありまして」

と開き直って見せたが、重鎮の面々を、岸田さん処分を出来るのかな?疑問である。

 検察でさえ、政権を揺るがす事件に、忖度をしたのか?下っ端?議員しか逮捕、起訴できなかったんですよ。岸田さん。

 昔の検察は、すごかった?田中角栄元総理、金丸信副総裁を逮捕起訴している。

 今の検察は、時の政権に媚びを売り、忖度し、検察行政を捻じ曲げているとしか思えない状況である。

 また、自民党は、下野した原因、野党時代のことを忘れてしまい、やりたい放題、上が上なら、下部組織の婦人局、青年局のていたらく、目も当てられない。

 自分が地方の自民党支部の事務局長をしていたころは、こんなことは無かったな~、議員さんは、先生先生と呼ばれ、威厳があり、国民を代表する国会議員に相応しい風格があった。

 今の自民党の国会議員、それが見られない。政倫審での答弁を聴いていて、薄っぺらな今の議員に落胆するのは自分だけだろうか?

 国会も、検察も、ダメなら後は、国民の選挙での判断しかない。次の選挙では、そんな批判の一票を投入することになる。(昔の自民党員からの一言)