今まで内蔵の病気を患ったことがなく、自分には無縁だと高をくくって、自信過剰が災いを招いたようだ。

 昨年の6月頃から自覚症状があったのかなと、今考えると思われる。

 最初に現れたのは、便に血の痕跡が、いわゆる下血便の便の色が黒くくすみ始め、だんだん真っ黒になる。胃・十二指腸・腸から出血しているからだった。

 次に、貧血状態が出始める。筋トレをしていても、加重重量が伸びない。筋肉に疲れが出る。坂を上ると足の筋肉が悲鳴を上げ、息切れがする。

 こんな状態が続き、7月28日にはついに意識をなくし倒れてしまった。暑い日が続き、日中の家庭菜園の作業中だったので、最初は熱中症だと自己判断をして、体を冷やし家で休むこと、水分補給で、回復すると思って対処した。

 ところが、今度は腹の痛みが出始め、夜な夜な胃・十二指腸、腹の上部が締め付けられるような痛みに悩まされ、市販薬で対応したが、改善されず、だんだん酷くなり、病院のお世話になる事態までになってしまいました。

 幸い、1回目の入院治療で、胃潰瘍は完治、2回目の入院(今回ですが)で十二指腸潰瘍も完治しそうなところまで来ました。

 後は、摘出した細胞の検査で、癌が発見されなければ、2、3月中の薬物治療で治療は終わりそうです。

 どちらにしても、もう年には勝てない、76歳の後期高齢者、どんどん体力が衰えるばかり、今後の体力維持も考えさせられる。

 いや、そんなことは言ってられない。退院したら、又、体力回復、体力維持のため、筋トレを再開し、継続するぞ!

 明日、22日に退院決定、意を決して、家に帰ることを楽しみに、今日一晩を病室で過ごします。

 今、看護師さんに言われた、「筋トレはまだ1ケ月はダメ。」だそうです。