暗くなるまで待って -42ページ目

暗くなるまで待って

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先日アメブロの管理画面を覗いた際に、ここを始めてから

丸4年たったことを知りました。

月日が経つのは早いものですね。

 

月日と言えば、少し前に夫と入籍してから30年目を迎えたことに

気づきました。

我が家は結婚前から一緒に暮らしていたし、入籍日に特に

思い入れがあるような日を選んだわけでもないし

(逆にお互いの誕生日とかイベント日とかの特別な日は避けようと思っていた)

毎年毎年「あ、そういえば」みたいな感じなのですが

さすがに25年とか30年とかになると「ちょっと人呼んでお祝いでも

するか」という話は出つつ、やはり二人ともその手のことに関して

無精なので話をするレベルでそのまま忘れています。

 

30年の間には色んなことがあったはずなのですが、喉元過ぎれば、

じゃないけどほぼ大変だったことは忘れているんですよね。

忘れている、というのはちょっと違うかな。

脳のどこかにはしまわれているんだけど普段思い出すことがない。

 

それを無理矢理思い出そうとすると、その時に抱いていた

辛い感情もセットになって出てきてしまうのですが

それはもう亡霊のようなもので実体はないのです。

だからそのまま埋めておいた方がよい。

そしてそう思えるのは、辛かった思い出をすべて清算しても

おつりがくるような幸せな生活が今あるからじゃないかと

思うんですよね。

 

それに私より何倍も人を許すということが得意な夫は

私に対してもその能力をたくさん発揮してくれていると

思うのです。

そこにまず感謝しないといけないなと。

 

パチンカス理論じゃないけど「トータルで勝ってる」なら

十分です。

 

とりあえず真珠婚は無事迎えたので次は5年後の珊瑚婚ですね。

また緩い感じで迎えられたらいいなと思ってます。