先ほど「うたた寝して眠れねえ」って夫から電話があったので
久しぶりにあれやこれやとおしゃべりをした。
「 肝臓の近くにある豆みたいな小さな部分知ってる?
あれ英語でなんて言うんだっけ・・・まあそこの部分が
昔は苦かったのにガーナ人の食生活が変わったせいで
今は甘いんだって。だから糖尿病とかめちゃ増えているらしい 」
小さな部分って多分胆のうのことだよなあ。
あそこ苦いとか甘いとかあるん?
っていうかガーナで甘い物ってなんぞ?
私ガーナにいる時はあの気候で大抵甘い物食べたくなくなるけどな。
アイスクリームとか?
「 甘い物って言ってもお菓子だけじゃないじゃん。
米とかさ。ガーナの主食ってヤム、キャサバ、プランテーンとかで
米が入ってきてそう時間たってないし 」
日本のお米みたいなのは糖分多いから食べ過ぎると糖尿になるって
いうけど、ガーナで食べる長粒米もそうなんか。
日本人が小麦にアレルギー発症しやすいのと似たようなもんか。
ちなみに胆汁の甘い苦いは多分このことなのだろうと思う。
胆汁って苦い物を食べるとたくさん作られて脂肪燃焼もしやすいけど
甘い物ばかり食べていると胆汁が作られにくくなるから
結果肥満や成人病に繋がる、というのが胆汁そのものの味の話に
なったと。
でも米が主食になってからまだ歴史が浅いっていっても
ジョロフとかあるじゃん。
あれ昔からある料理じゃないの?
「 違うよ 」
マジか!あんなに浸透してていかにも伝統食みたいな顔してるのに
全然伝統食でもなんでもなかったんか~!(本日一番のびっくりポイント)
姪っ子なんかは米は腹持ちが悪いから嫌いっていうけど
でもまあガーナ人白い米はあまり食べなくてもチャーハンとか
ジョロフとかは好きだよね。
油とセットになっているから余計に悪いんだろうな。
ジョロフ作っているCMとか見ると油の量が凄すぎて
洋菓子作っているのを見るのと同じような罪悪感抱くもんな。
よくナイジェリアvsガーナのジョロフライス対決とか見かけるけど
本当にナイジェリア人がガーナに持ち込んだのかもしれん。
その後話がちょっと流れて花粉症の話になり、ハーブ系のいい薬が
あるんよって教えられたのがマホガニーの木の皮を粉末にしたやつ。
すんごい苦いけど効き目がいいらしい。
ガーナの体にいいものってだいたい苦いよね。
実はこれ系が一番胆のうを助ける役目をしていたりして。