そういえば毎回「日本の天気はどうだい?」から始まる私達の会話。
今アクラは雨雨雨ばっかりらしい。
少し前にウェストヒルズモール付近が水浸しになっている動画は見たなあ。
それってやっぱり側溝がゴミだらけになっているからなん?
「 そうそう、雨降ると側溝にゴミ捨てるバカがいるんよ 」
日本のように自治体がごみ収集をしているわけではなくて
各自でゴミ回収業者にお金を払って回収してもらうので
お金を払わない(払えない)人は雨が降ると
「側溝に捨てれば雨で流れるじゃん」という発想になるらしく
あえて雨の日に捨てるそうな。
で詰まって洪水になると。
あと家を建ててはいけない場所に家を建てるとか、その他色々と
自分のことしか考えないバカが多くて困るという愚痴が
夫から延々と続いていくのである。
ガーナって大切な常識みたいなのみんな家じゃなくて
教会で教わるよね、という話をしたところ
「たしかにそうだな~ハハハ!でも昔は家で躾けていたんよ」
狭いコミュニティだと躾けられていない子供は
周りに迷惑をかけるし親の顔も潰すということで
夫が子供の時分にはそりゃ厳しい躾があったらしい。
ならなんで今はこうなった?
「今の親は朝から晩まで働いて家にいなくて、子供だけ
ほったらかしだったりで、子供を躾ける時間もないんよ」
っていうのが夫の言い分なんだけど、でも日本だって
そういう親たくさんいるよね?
それでも最低限の道徳は教える人が大半なのだろうから
根本的な要因ってそこじゃなくて、道徳的価値観の比重の違いじゃ
ないのかと思うんだけどどうなんだろうか。
嘘をついてはいけない、物を盗んではいけない、だましてはいけない、
ゴミをそこらへんに捨ててはいけない、とかをとても大事なことと
思っていたら忙しくても教え込むもんじゃないのかなと思う。
夫はいつも「今の若い子は~」って若い子を責めるけど
夫の親世代が躾をしていたのだとしたら、今の若い子が出来ないのは
夫世代の親がやっていないからだよな。
と私は思っているのですが夫は認めたがりませんので
今はもうちょっと自分の中で咀嚼して根本原因を掴もうと思います。