福井のお菓子屋15代目の気づきNo.2805~かしわ餅の葉っぱは食べる?~ | 福井のお菓子屋15代目の気づき

福井のお菓子屋15代目の気づき

福井市で江戸時代元禄12年(1699年)創業、お菓子の製造・販売をしている御素麺屋です。
このブログでは15代目が日々の気づきや様々な良いところを探し・見つけ、お伝えしていこうと思っております。少しでも楽しんでいただければ幸いです。

こんにちは、15代目です。

かしわ餅の葉っぱは食用でないので、食べないで。

 

 

~かしわ餅の葉っぱは食べる?~

かしわ餅の葉っぱって食べられるでしょうか?

先日、ある会合にかしわ餅を手土産にもっていったのですが、

ほとんどの人が葉っぱと一緒に食べ始めました。

食べられないことはないのですが、かしわ餅の葉っぱは食用ではありません。

あくまでも香りつけに巻いているのです。

なので、葉っぱと一緒には召し上がらず、葉っぱを取って食べてください。

 

この現象はなぜ起きたのでしょう。

1つ目は、さくら餅に関係があるかもしれません。

さくら餅の桜葉は、塩漬けされており、食用にも対応しております。

そのため、好みによって葉っぱを食べることができます。

そこから、かしわ餅も食べられると勘違いしているのかもしれません。

 

2つ目は、季節のお菓子であること。

1年中販売されている商品ではなく、端午の節句に近いこの時期限定の商品です。

1か月ぐらいしか販売されないので、その期間を逃すと食べるのは次の年です。

ということは、お客様にとっては数年ぶりに食べたという人もいらっしゃると思います。

葉っぱを取るか取らないかなんて覚えてないのです。

 

3つ目は、業界の不親切です。

個人的にはこれが一番の問題だと感じました。

御素麺屋スタッフに聞くと、ほぼ全員がかしわ葉は取って食べると答えます。

このことは、業界の常識、当たり前なんです。

逆にいうと、それをちゃんと伝えていない業界の不親切をしているのです。

和菓子の文化を伝えるという意味でもこの業界の不親切をどうなくせるかが大事です。

 

なので、今回の気づきでも書きました。

葉っぱは取って食べてくださいね。

 

ありがとうございます。

御素麺屋 15代目