そのお茶碗、洗っても洗っても・・・。~上~
お料理学校を主席で卒業し
某有名レストランのキッチンにてシェフを経験。
若くして寿退社をし
現在彼女は、大手メーカーに勤める男性と
幸せな家庭を築いている。
料理の腕は・・・
最高だ。
小百合:「あなたー。今日のディナーはビーフストロガノフよー。
食後には抹茶風ティラミスも用意するわ~。
楽しみにしていてね。」
主人:「それは楽しみだ。
今日はまっすぐ家に帰るよ。」
仲睦まじい夫婦のメールのやり取りである。
小百合:「今日は仔牛ヒレ肉のカルパッチョよー」
小百合:「今日はユーカリで燻製した和牛ビーフ、醤油ソース添えよー」
小百合:「今日はイカのすり身を詰めたズッキーニの天ぷらよー」
小百合:「今日は白身魚の信州蒸しよー」
小百合:「今日はジャワカレーよー」
毎日毎日きちんと料理をするのであった。
ご主人はただ言えない事が一つだけあった。
台所が汚い!!
しかし毎日手のこんだ料理を出してくれるのだ。
そんな文句言えるはずもなかった。
もうひとつ問題なのは
いくらおいしい料理にも関わらず
台所の汚さが頭を駆け巡り
どうしてもおいしさが半減してしまうのであった。
さて。何も言えないまま何年もが流れ、
さすがにそろそろヤバいかなと思った頃
(小百合は何も思っていなかったが。)
突如としてそいつは現れた。
?:「ぐっへっへっへっへ。
ここは住み心地がいいぜ。」
いったい何者なのか!
次回、その全貌が明らかに!
Coming Soon.........
