引っ越しの副作用~中~
都会の喧噪を離れて
江ノ島に移り住んだ。
すべてを捨てた。
同棲していた彼女も
両親までも。
それを否定されること。
そのことに臆病になっている自分がいた。
?:「ぐっへっへっへっへっへっへっへーーーー」
「だ、だれだよ!」
ヒッコシン:「オレ様はヒッコシン。
やっとお前にもオレが見えるようになったみたいだな。
どれだけ鈍感なんだか。」
ヒッコシン
その名の通り引っ越しの際に出る汚染軍団Kの一人。
いつまでも引っ越しの片付けをしていないと現れる。
引っ越し後のワクワクした気分をぶち壊す。
毎日のやる気を削いでしまう。
・・・・。
イヤなやつである。
ついに出てしまった。
鬼がっ・・・
僕の怠慢な心が呼び起こしたのだ。
それによってまた毎日が怠くなる。
いけないいけない。
片付けなくては。
しかし腰が重い。
体が動かない。
手に力が入らない。
はぁ。
もうずっとこいつと過ごさなきゃいけないのかよ。
僕の江ノ島。僕のチルアウト。
ヒッコシン:「本当にきらいなんだ。
お前みたいな
引っ越し程度でワクワクするやつは。
むかつくんだよ!!
すべてぶち壊してやるよーーー」
一瞬だったかな。
ぴかっと光ってね。
ビールの飲み過ぎか
はたまたチルアウトしすぎてラリってたのか
江ノ島の神様がきたんだよ。
いらっしゃいって。
これからいっぱい楽しんでくれって。
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