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昨年の猛暑により昨年の品質の高い米の生産割合が下がり、市場で取引されるお米の量が激減していると言う。

昨年よりも厳しい暑さが予想される今年、お米は無事に育つのだろうか?


記録的な暑さが予想されているので、その暑さの影響は確実に我々の生活に影響を及ぼすだろう。


海に囲まれた日本なので昔からその食料の多くを海に委ねてきたが、イワシ・サバ・アジ等我々に馴染みのある魚の価格も高くなり、豚肉や鶏肉の方が安く感じるほどだ。

そんな状況で新たな脅威が明らかになった。

乾物の原材料不足により、価格が高騰しているとの事。

乾物は基本的に保存食であり、食材が大量に入手出来た時に食材を無駄にしない為に発展した技術だ。

つまり、豊富にある原材料が前提にある食べ物なのだが、その乾物で原材料の入手が難しく成っているのはヤバイ状態だろう。


魚が少なくなれば、豚や鶏を食べれば間に合うと思うのは間違いだ。

豚や鶏を飼育するのには大量の飼料が必要になるが、その多くが海外のトウモロコシだ。

トウモロコシの生産地での高温による不作が起きれば、とたんに飼育が出来なくなる。

地球規模の異常気象を考えれば、何時起きても不思議で無い状態だ。

トウモロコシの世界的な不足は、そのまま世界的な穀物不足とも言えるので世界的な食料危機だ。

現実に、去年の猛暑により今年お米が不足しているので、今年・来年と状況が改善されずに悪化すれば、お米が必要な量を入手出来なくなる。

日本国内だけの問題ならば輸入すれば済むが、問題はそれではおさまらず、むしろ他のの生産地の方がより深刻な被害に合いそうである。


ユーグレナやコオロギ食を真剣に考えるべきかも知れない。

昆虫の飼育には、落ち葉等をエサにするなど人が使えない物を利用出来るので利点が大きい。