今日は雨。

日本海側では強い雨が降り災害も警戒されるが、大平洋側では梅雨の時期らしい雨。
こんな雨の日が1週間続けば、昨日種まきしたニンジンの多くが発芽するだろう。
さらに1週間続けば、発芽したニンジンの多くが本葉を繁らせて梅雨明け後の猛暑も無事に通過出来るだろう。

ただ、
他の農作業もあるので、毎日雨ではなくて曇りの日とバランス良く現れるのが理想だ。
人の思いとは別に地球の事情により変化する天候であり気候なので、人にも作物にも優しくはない気候が待ち構えているだろう。
発芽までは出来そうなニンジンだが、その後には強い日差しにさらされて焼かれてしまうかもしれない。
仮に無事に成長して、秋の収穫時期を迎えられても、去年と同様に高温障害によりその多くが商品に成らない状態になるリスクが高い。
短い梅雨に猛烈な猛暑が予想されているので、ニンジンをはじめ多くの作物にとって厳しい夏になるだろう。

自然の中で生活れば、晴れの日ばかりではなくて強い雨日も覚悟しなければ成らない。
そんな人にとって不都合な期間を、上手く乗り越える為に人の知恵はある。
利便性を追及するあまりそれらの知識や知恵を失うのは、自然の中での生活をむずかしくする。
また、
自然から誕生した人類は、自然から無関係では生活出来ない。