https://jp.reuters.com/world/china/OEYF65WJJBJ5PAEWI6Q5BLFHQE-2024-06-28/


中国の習近平氏が、争いを避けて平和的な交渉による解決を目指すと主張。


多くの場面で平和的な交渉による解決を目指すべきだと主張する中国だが、その主張とは全く別の自己主張による力による強引な政策が目立つ。

多くの国の領有権が重なる海域をめぐっては、紛争をさける立場であれば相互が認める解決の為には交渉を重ねる必要がある。

周囲の国々の了承なく勝手に施設の設置などすれば、交渉をする意志がないと主張するようなものだ。

明らかな二枚舌であり、現在の世界秩序の維持に最も重要な条約(約束)をも守らない姿勢に思える。


中国が台湾を自国の一部であると言う主張を否定する国はいない。

だからと言って、個人的な権利を認めて欲しいと思う台湾の住民の意志を無視して、軍事力を使って従わせようとする動きは認めないと言うのが多くの国の姿勢だろう。

チベット族への扱いにしても、中国からの独立を求めるものてなく、チベット族の人権を守るようにと訴えている。

中国政府として交渉を重視する立場にあるのであれば、チベット族とも交渉によろ解決を求めるはずで、それはチベット族の人権を認める対応だろう。

交渉とは相手の立場や権利を認める行いであり、自身も相手に寄り添う意志を意味する。しかし。

今の中国には、自身の変化を受け入れる姿勢は見られない。

つまり、交渉する意志がもともとない証だ。


そんな中国代表の習近平氏が、交渉を重視する発言をしても信じられないだけだ。