https://www.tokyo-np.co.jp/article/335443/


昨年の秋に、日本近海で大きな地震発生がないのに津波が報告され、その原因が海底の隆起によるものだと判明した。


隆起が起きた場所は、日本列島から遥か南の鳥島近海で、過去にカルデラ噴火の形跡が確認された所。

カルデラ噴火は、通常の地中のマグマ溜まりからマグマが上昇した噴火と違い、巨大なマグマ溜まりに上にある地層がまとまって陥没する事による噴火で、通常の火山噴火よりも遥かに大規模になるのが普通だ。

そこで隆起が起きたので、その地下ではマグマが大量に溜まったマグマ溜まりが再び出来たと考えるのが普通だろう。

それは同じ場所で、将来的に再びカルデラ噴火が起きると考えるべきだろう。

それとは別に、硫黄島での隆起が観測されているので、小笠原諸島近海では海底噴火のリスクが高く成っていると考えられる。

大平洋プレートとフィリピン海プレートの境での出来事なので、その影響はフィリピン海プレートに及ぶと推測するので、ここでの大規模な地殻変動は南海トラフ地震を引き起こす引き金に成りかねないと思う。


南海トラフ地震への。最後のワンピースがここでの地殻変動であるように思える。