https://373news.com/_news/storyid/196663/


九州の南端から沖縄に存在する小島が並ぶのがトカラ列島で、ここでの地震が多数報告されている。


トカラ列島で地震が多発するのは今回が初めてではなくて、東日本大震災後にも多発していたと記憶する。

大陸プレートとフィリピン海プレートの境にも位置しており、接合面での接合力が極めて弱い特性を持つ地域ではないかと推測する。

多くの所では海洋プレートが大陸プレートに滑り込もうとするが、接合面での接合力が強くて大きなエネルギーが蓄えられるまで変動は起きない。

しかし、

トカラ列島では小さな力でも滑り込むので頻繁に地震が発生すると思われる。

小さい地震が多発するからと言って、能登半島のように大きな地震の予兆ではないだろう。

ただ、

日本列島に圧力が加わった際に、いち早く反応を示す確率が高い地域のように思うので、日本列島に歪みが蓄えられた状態にあると思う。

宮崎県沖、奈良県、静岡県西部、

これまで余り地震の報告がされない地域での地震が報告され、南海トラフ地震がまた一歩近づいたように思う。