https://www.yomiuri.co.jp/economy/20240614-OYT1T50201/?from=smtnews


リニア工事に先駆けてのポーリンク調査に、静岡県が了承した。


鈴木知事、先走りでは?


リニア工事を早く進めたい国や周囲の知事と部長を合わせる鈴木知事だが、最も大切にしなければ成らないのは、大井川水系に依存する県内の住民の思いだ。

県内ても農業の盛んな地域で、お茶やメロンなど昔から知られたブランド力のある作物の栽培が盛んだ。

作物の出来に大きく左右する水に関わる問題で、岐阜とは違って関係する人の数も遥かに多い。


全国的にも話題に成ったニュースであり、前の川勝知事との違いを見せる為にも、やや積極的な姿勢を示すのは仕方がないが、不安を抱えている地元住民が多いのは確かだ。

そもそも、

鈴木知事は、大井川水系に関わる住民との接接触が少ない浜松方面での支持が強い。

なので、本来であれば県外との交渉を進める前に、地元住民との接触を通して意志疎通する必要があるように思う。

知事に成って日が浅いので、そのような機会は無かったと思う。


リニアの早期実現が日本経済を良くする効果があるとは思えず、狭い日本国内を今以上早く移動出来ても経済活動が盛んになるとは思えず、世界経済が低迷しているので海外からの受注があるとも思えない。

何処かの知事は、交通の利便性が集客に繋がるように思っているようたが、交通の利便性が高まり、首都圏から日帰りの旅行先になり宿泊客が激減した例もある。


時代も大きく変わろうとする今、立ち止まり、費用対効果をじっくり検討するべきだと思う。