https://news.ntv.co.jp/n/tsb/category/society/tsd05ba8a44ec348e3b06783761ee0fd9c


ナス漬けの味が何時もと違うのに気づいた二宮金次郎が、飢饉への備えを進めた事で被害が抑えられたと言う。


キャベツの値段が1000円に迫り、例年に無い異常な状態になっている。

3月からの平均気温が低いのが原因だと思われ、6月に入った今日、風を冷たく感じるのもその延長線たからだろう。

ただ、

地球温暖化が世界的に問題に成っている昨今なので、気温が低い状態も長くはなく、時期に例年に無い猛暑となるのだろう。


しかし、

それも異変が無いのが条件で、日光を遮るような異変が起きればはなしは別だ。

二宮金次郎が生きた江戸時代末期には、浅間山が噴火しつその噴煙が日光を遮り、気温低下になり稲の成長が悪くなり収穫量が激減して食料不足が社会を襲った。

地球温暖化と騒がれる現在にあっても、大規模な火山の噴火が起きれば稲の育成が不十分になり収穫量の激減があり得るので、浅間山の噴火の影響は大きかったのだろう。


今年はどうなるのだろう?


去年の猛暑による影響で去年のお米の収穫量が減少した結果、お米の銘柄によっては品不足となり価格が高騰しだしている。

ここで火山の噴火等の予期せぬ事態が発生して、今年のお米の収穫量が減少すれば来年以降もお米の価格上昇になるだろう。

火山噴火などなくても去年以上に猛暑の影響があれば、米不足の状況が継続して高値が維持される可能性がある。

キャベツやナスの高値であれば、購入しない選択も出来るが、お米が高くても避ける訳にはいかない。

小麦粉が安ければまだ誤魔化しも出来るが、小麦粉の価格は既に高騰している。

お米の高騰は我々日本人の生活に大きなダメージになり、そうなる確率は低くはない。

また、

以前の様に海外からの輸入に頼ろうとしても、円安の上に米の不作が日本だけに止まらない可能性もある。


人は恵まれた状態が継続すると、恵まれている事を忘れて日常だと勘違いする。

その結果、無駄に消費する習慣が身についてしまい、食材の大切さを忘れてしまう。

そうならない様に、食材の有り難さを忘れない為に一週間と言う習慣が存在する。