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若いズッキーニには、食中毒を起こすリスクがあると言うが、利用されるズッキーニが受粉後数日の若いもので、しっかり熟成したズッキーニは味が弱いカボチャみたいなもので美味しくない。

それに、花ズッキーニも使われ、それは開花したその時に収穫した物だ。若いと言うなら、これ以上に若い物は無いはず。


一般に流通する長さ20㎝ほどのズッキーニは受粉後3日ほどのもので、1日余計に置いた長さ25㎝ほどの一回り大きいサイズの方が甘味が強いと思い家の出荷サイズにしているが、市場では22㎝を越えると規格外扱いになるようで、ズッキーニの専門農家には朝晩の2回の収穫が勧められている。

短い方にも規格があり17㎝以下は規格外になる上、見た目が貧弱で美味しそうにも見えない。

味覚的におかしいと言うなら、受粉が上手く出来なかった物の方ではないだろうか。

上手く受粉が出来なかったので、成長出来ずに水分が飛んだり腐敗する。

それを防ぐ為に人工的な受粉作業が勧められているが、雨などでその作業が出来ないばかりか、ズッキーニの花は上を向いて咲くので水が溜まりハチなどの受粉も上手くいかない場合がある。

もともとズッキーニは地中海気候で進化した植物で、大きく成長して花をつける頃は雨が降らない時期ににるので雨が降る前提に無いのだ。

従って、

日本に於けるズッキーニの栽培では、その年の梅雨での雨の降り方で収穫量が激減するリスクがある。

去年は特にひどくて、ほぼ全滅だった畑もあったようだ。

家の畑でも、数本の収穫で止まってしまった。