https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-05-12/SDDUSFT1UM0W00


アメリカの大統領候補であるトランプ氏が、大統領に再選されれば海洋発電に規制をかける内容の発言をしたらしい。


海洋発電設備により鳥やクジラに、過大な被害が及ぶからだそうだ。

私か無知なだけなのかも知れないが、鳥やクジラの生態系に海洋発電設備が大きく影響するとは思えないのだが、科学的な根拠が示されておらず不明だ。

そもそもトランプ氏の主張の多くが、確かな根拠に基づく話しが少なく身勝手な主張が多いように思う。

「現実は真実かどうかよりも、その解釈が重要だ。」

との主張に基づきウクライナへの侵攻を開始したプーチン氏同様に、真実で無くても独自の解釈を通して多くの人が信じればそれが現実になると考えているのだろう。

過去に於いては国民の多くが無知だったので許された歴史で、今の時代には起きないと思われた事だが、多くの人が現実逃避を目的にトランプ氏を支持しているように思う。

過去に於いても、国民の多くは本当は真実を知りながら、それを受け入れようとしなかっただけなのかも知れない。

大平洋戦争に向かった日本人だが、それはあたかも軍部による意識統制によるものだと結論づけているだけで、本当は当日の日本人の多くが望んだ事を軍部が主導したに過ぎないのかも。


ムッソリーニ・ヒットラー・レイニン

それぞれの独裁者が誕生し、互いに影響しあって恐怖の時代が作られた。

トランプ・プーチン・習近平

独裁者だとは断言出来ないものの、個人的な思い込みにより各国を動かす可能性を持ち、間違えれば再び恐怖の時代に突入しかねない状況が目前にある気がする。


一度戦争が始まれば戦争の目的を失い、勝敗だけに囚われた戦いになる。

例え、どれ程正しい立場に立った戦争であっても、戦ううちに正義を失い勝利だけが目標になる。

一般市民の多くが犠牲になる原爆は、いつの時代であっても正義であるはずがない。

それが歪みされたのも、戦争をしていたからで、その間違いが訂正されずに進んだ社会にあっては同じ過ちを繰り返すリスクが高い。

間違った方向に進まない為には、絶えず社会に訴える努力を続ける必要がある。