https://gendai.media/articles/-/128706


南海トラフ地震・首都圏直下型地震・富士山の噴火を更に越える、地球規模の大連動による災害を警戒している内容だが、そんな連動を考えるまでもなく大規模な火山の噴火が起きれば現代文明は崩壊する可能性がある。


例えば、

北アメリカにあるイエローストーンが噴火すれば、破局噴火と呼ばれる巨大な噴火となり、数年に渡り太陽光を遮る事になり多くの作物が育たず大規模な食料危機が襲う。

人類がどこまで持ちこたえるかにもよるが、へたをすれば人類が滅亡する可能性があり、現代社会は維持出来ないだろう。

イエローストーンのような特別に大きな火山噴火でなくても、阿蘇カルデラの噴火を想定しただけでも、日本社会の方滅に加えて世界的な食料危機になる。


1000年に一度で考えるならば、太陽での巨大フレアの発生による電磁波の影響で、突然電子機器が使えない状況が発生するかも知れない。

聞いても大きな影響を思い描け無いかも知れないが、GPS機能が使えなくなり全ての航空機が飛行出来なくなる。

また、金融機関同士の決裁は電子決裁が普通なので、金融機関の稼働が止まる可能性がある。個人的な現金の引き出しにも制限が出されるはずだ。

大規模停電のリスクもあり、その場合、原子力発芽所の電力喪失のリスクもあり更なる悲劇に繋がるかも知れない。


巨大な太陽フレアの発生については、数ヶ月先の話しであっても予想出来ないだろう。


現代社会を崩壊する要因は特別な自然現象だけでなく、日常的に発生する自然現象の組み合わせによっても起きるのかもしれない。

現代社会は梯子の上に作られた世界であって、その梯子が外されれば維持出来ないのが現実だ。

それは、石油が枯渇する事を想定すれば理解出来るだろう。

衛星の利用を想定した通信やインターネット、それらの一つでも機能しなくなれば、我々の日常生活は維持出来ない。

科学が進んで便利な社会に成ったが、それだけ現実から離れた梯子の上の世界に生きている。