https://www.wowkorea.jp/news/read/431241.html


複数のプレートが重なり合う日本と違い、大きなプレートの内部に位置する韓国は比較的に地震が少ない地域。

そんな韓国で地震発生。

地震の規模を示すマグニチュードは3.9と小さく、被害を心配する規模ではない。

昨年も数回地震の報告があったのが今回の震源地より北部だ。


大陸プレート内で発生する地震は、他のプレートから加わる圧力に対して、地殻が耐えられなくなり破壊される断層型地震である。

地震が発生した位置からすると、大平洋プレートとフィリピン海プレートの合力が、北西方向に大陸プレートを押す近辺だと考えられる。


関東西部から能登半島に伸びるラインが、大平洋プレートとフィリピン海プレートがぶつかり合いながら大陸プレートに滑り込む位置だ。

今年始めに発生した能登半島地震は、まさに大平洋プレートとフィリピン海プレートの動きが原因で発生した地震。

その更に先に位置するのが朝鮮半島付近になる。

朝鮮半島の下まで大平洋プレートとフィリピン海プレートが届いているとは考え難いので、その押す力に耐えられなくなった大陸プレートの一部に亀裂が生じたのが今回の地震だろう。

大陸プレートの内部で亀裂が生じるほど圧力が加わっているので、何れ?その圧力が解消されるような大規模な地震発生にもなるだろう。


これまでにも、

南海トラフ地震の様なプレート型の地震発生前には、圧力に耐えきれなくなった内陸地震の報告が多くなる傾向が見られる。

地球の営みから考えれば、近々日本列島直下でプレート型地震の発生が起きる時期に成っているのだろう。

但し、

数十年の人の寿命とは違い、誕生して46億年の地球の営みとして起きる事なので、数十年は誤算の範囲に含まれる。

つまりは、

2050年までに南海トラフ地震は99%と発生すると断言しても、専門家も否定出来ないだろう。

国民の生命と財産を守る義務を持つ政府であれば、その備えをする必要があるはずだが、それにかかる費用を考えれば出来るハズがない。

その為、実際に費用を必要とする対策を指示する国や自治体の為に、その発生確率を70~80%の表現に止めているのが現状だと思う。

住民への防災を促す目的であれば、さらに緊迫した状況にあると強く主張するべきだろう。